Tuesday, 09 June 2009

ついったー、始めました。

オバマもすなるTwitter、始めました。

・・・Twitterって何か、って?

わからないから、始めたんです。
このブログの、右コラムで実験中。

ずーっっと前にちょっとだけ使ってみた、Timelogと似ています。
ざっと見たところ、機能はTimelogのほうが充実しているか?
Twitterはシンプルなところが、よいのでしょうか・・・。
より「つながりたい」人向け、と見受けました。

しかし、私には、そういう欲求は、正直、あんまり理解できません。
あ、でも、フォロー(意味がわからないひとは、右コラムをクリック!)は歓迎しますよん。

「時間簿」として使うとか、ちょっとした思いつきをメモするとか・・・。
フォローしてくれる人がたくさんいるなら、本ブログの更新情報発信にもいいかも。

活用法を、探ってみたいと思います。

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Monday, 01 June 2009

そうだ、神戸、行こう。

私は、自称「関西人クオーター」。

なぜって、3歳から小学校3年生までの「物心つく時期」を大阪・神戸で育ち、
大学4年間のセイシュンを、摂津の山奥(待兼山)で過ごしたから。
しかし関西弁は覚束なく、
しゃべればネイティブから「わざとらしい」と言われる始末。

関西は東京に比べれば保守的だし閉鎖的だし、
「クオーター」なんていってても「よそ者」扱い。

学生時代は大阪から出たくて出たくて仕方なくて、
でも、今となってみればやはり、下り新幹線が関ヶ原を過ぎるあたりから
なんとなく「帰郷」感を抱いてしまうのです。

心からは愛してくれない継母を、それでも思慕してしまう継子、みたいな?
(オオゲサ)

閑話休題。

最後の関西行きから3カ月。
そろそろまた、関西が恋しくなってきました。

新型インフルエンザで経済打撃も受けたようですし、及ばずながら応援歌。


リニューアルなった「SUMAI no SEKKEI」7月号で、
建築家・島田陽さん(才能豊かな若手建築家!)に、
神戸・芦屋の名建築を教えていただきました。

フランク・ロイド・ライトが日本に残した
ほとんど唯一の住宅建築「ヨドコウ迎賓館」
清家清の異色の美術館建築「豊雲記念館」。
どちらも私が少女時代を過ごした六甲山腹にあるにもかかわらず、
未見。

去年はモダニズム建築の登録有形文化財「日本真珠会館」の中に
「パールミュージアム」が開館されたとか。

さらに大阪では、
中之島・国立国際美術館で杉本博司の「歴史の歴史」展、
天保山のサントリーミュージアムで安藤忠雄展も開催中。


あああ、関西に、行きたいな〜〜。

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Friday, 22 May 2009

五月大歌舞伎夜の部@歌舞伎座

今月夜の部の演し物は、キワモノ揃い、、、と言って悪ければ、
レアモノ揃い、です。

歌舞伎観劇歴20年(・・・ぐらいでは歌舞伎の世界じゃコムスメだけど)
の私でも、初めて見る芝居ばかりでした。

幕開けは、近松門左衛門「恋湊博多諷(こいみなとはかたのひとふし)」
通称「毛剃」。

物語は近松らしい、傾城の身請け話なのですが、
舞台が博多というところがミソ。

坂田藤十郎演じる、正調上方和事の商人に対し
團十郎演じる海賊(その名前こそ「毛剃」)のセリフは、
なんと長崎なまり。(・・・なのか!?)

郭のお座敷は欄干が中国風(?)だし、
初演当時の観客は「異国情緒」を感じたのかもしれません。

上方商人は、身請けのお金を借りるために海賊の仲間に入る。
「おいおい、いいのかそれで」
と言いたくなるような幕切れでした。


二幕目の清元舞踊「夕立」はもっとすごい。

下郎が高貴な女性を手籠めにしたら、
その女性が下郎の男らしさに惚れてしまった・・・・
というトンデモ筋書きは、
歌舞伎には他にもあるけれど、
そこだけ取り出して一幕、というのはいくらなんでも。

上演は昭和48年以来というのですが、
なんで復活させようと思ったのかわかりません。

観客席には修学旅行の女子高生もいて、
おそらく初めての歌舞伎でしょうに、こんなの見せられるとは・・・。


やっと少し心が洗われるのは、人情話「神田ばやし」。
原作はラジオドラマとか。こちらも昭和45年以来の上演です。

海老蔵がとぼけたお人好しを演じるところに妙味あり。
一方の大家さん役・三津五郎は、思わずわが目を疑ったほど
老け役がハマっていました。


最後は「おしどり」。
前半の美しい人物が、後半で獣(ここではおしどり)の化身となって現れる、
いわば「鏡獅子」パターンのお芝居です。

筋書きはともかく、
ひさしぶりの「平成の三之助(いまや「助」は菊ちゃんだけだが)」揃い踏み。
やっと歌舞伎らしい目の保養ができました。


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Wednesday, 06 May 2009

墨東観光

ゴールデンウィーク、いかがお過ごしですか。
私は、連休の常で東京に引きこもっております。

それでも4日は陽光に誘われ、外に出掛けたくなりました。
「東京区分地図(笑)」を眺めていて、
「そういえば、向島には行ったことないかも」と思い立ったのです。

バッグに永井荷風の「日和下駄」をしのばせ、
千代田線を北千住まで。東武線の上り電車に乗り換えて、
業平橋駅に降り立ちました。


まず、駅の西側を、隅田川方向に歩き始めます。
このあたり、Img_1607向島1丁目界隈は、道がまっすぐで幅員もわりあい広い。
けれども、家々に塀がなく、
道路を庭先代わりに、鉢植えを並べているところに下町らしさを感じます。

駅の方向を振り返ると、「東京スカイツリー」建設の、
巨大なクレーンがそびえ立っていました。


隅田公園を抜けて通りに戻れば、その名も「見番通り」。
向島2丁目に入ると、にわかに料亭が目立ち始めます。
昭和初期までは全国一の花柳界だったという向島。
向島ドットコムによれば、
今も18 軒の料亭があり、 120 人ほどの芸者がいるそうです。


見番通りをさらに進むと、
西側にImg_1615独特の山門を持つ弘福寺が見えてきます。
弘福寺は、禅宗の一派黄檗宗のお寺。
前出「日和下駄」によれば、森鴎外は亡くなった当初この寺に埋葬され、
そのため荷風は毎年向島に通ったとあります。

ただし、関東大震災による被災後、
鴎外の墓は三鷹の禅林寺と津和野の永明寺に改葬されたそうです。
現在の弘福寺の山門も本堂も、昭和8年に再建されました。


弘福寺からさらに北上した東向島1丁目は、
かつての「赤線地帯」にあたります。
でも、浅草の吉原などと違って、今は風俗店は見当たらない。
もっとも、道幅の狭いImg_1619鳩の街商店街には、
独特の濃密な空気が漂っています。
路地に入ってみると、
おそらく赤線時代の名残と思われる、
Img_1620独特の建物が並ぶ一角に迷い込みました。
小ぶりな家の表に、Img_1621奇抜な色合わせのモザイクタイル
が貼られていたりする。
時空の裂け目に落ちてしまったような感覚でした。


東向島1丁目の北隣は東向島3丁目。
ここには、Img_1626向島百花園があります。

荷風は、「百花園を訪うのは花のない時期に若くはない」
と書いていますが、
荷風言うところの「花のない時期」の初夏の今も、
水辺に菖蒲が咲いていました。

荷風の時代、私有だった花園は
昭和13年に東京市に寄付されたので
以来、当時よりは整備が進んだのかもしれません。


お大尽の遊興地をあとに、東武伊勢崎線を越えて進むと
東向島5丁目に入ります。
この一帯こそ、かつての赤線地帯「玉の井」。
あの「墨東奇譚」の舞台となった街です。

ここにも「鳩の街」のような気配が残っているかと思いきや、
真新しい住宅が目立ちました。
かなり最近、建て替えられた部分が多そうです。

一部に路地が残り、道もクランクしているものの、
全体としては陰のない、あかるい住宅街に生まれ変わっていました。


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Monday, 27 April 2009

ムック「1000万円台でいい家が建つ教科書」発行!

扶桑社から、ムック
1000万円台でいい家が建つ教科書
―こんな時代だからこそ、チャンス! (別冊・住まいの設計 158)

が発行されました。

これは、建築家・山下保博さん率いる
家づくりのネットワーク「Project1000」の成果を
これから家を建てようとする人たちにシェアしようというもの。
かつて、私自身もその立ち上げに参加しました。


「Project1000」とは、ただ「ローコスト」であるだけではなく、
「何にいくらかかったか」を明らかにし「適正価格」で家を建てるために
設計者と施工者が協力する「仕組み」です。
「そんなの当たり前では?」と思われるかもしれないけれど、
従来の「住宅業界」では当たり前のことが当たり前ではなかった。
材料費と人件費がごっちゃになった「一式」見積もりが一般的だったのです。


そんな状況に風穴をあけるべく、1997年に始動した「Project1000」。
2000年に第1棟を完成、関西始め地方にも協力設計・施工会社を得て
来年には竣工100棟に達しそうな勢いです。


このムックの取材を通じて、
改めて多くの「Project1000」の建て主さんに会いましたが、
みなさんとても気さくに、快く話を聞かせてくださったのが印象的でした。

新居を取材させてくれる方は、誰もがその出来映えに満足しているものですが、
特に「Project1000」の建て主さんには

「Project1000」の意義を、これから家を建てる人に伝えたい!

という熱意が感じられました。

このムックを通して、その熱意が読者にも伝わりますように。


自画自賛になりますが、なかなか楽しい仕上がりになったと思います。
とくに、市川幹郎さんが書いてくださった
「1000万円台でいい家を建てるための教科書の『教科書』」はおすすめ。
「Project1000」で建てようと建てまいと、きっと役に立つ、
基礎知識とコストダウンのテクニックがまとめられています。



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Wednesday, 22 April 2009

「住まいの設計」リニューアル

2003年7月号から仕事をさせていただいている
扶桑社の「新しい住まいの設計」。
はや6年のお付き合いとなりました。

昨日、店頭に並んだ2009年6月号では大リニューアル。
ロゴも「新しい住まいの設計」から
「SUMAI NO SEKKEI」と欧文になりました。
「新しい」は取れたわけ。

広告業界からは、
これまで「新住設」という略称を使っていたのに、
これからどうすればいいの〜
という、どうでもいいような反響もあるらしいですが(^-^;

巻頭記事のイメージもだいぶ変わりましたし、
読者の反応が気になります。

ちなみに私は、今号から始まった情報ページ
「カルチャー&インフォメーション」を担当。
目玉は、「地元建築家がガイドする名建築」です。
各地の建築家に「おすすめ建築の写真を撮ってきてください」と
図々しいお願いをするのですが、
となたも喜んで引き受けてくださるのが驚きです。
建築家って、本当に建築が好きなんだなあ、
と改めて感じ入りました。
第1回は、仙台の手島浩之さんにご登場いただいています。

ほか、書籍や展覧会のご紹介もあり、
私にとっては取材がてら本を買ったり
ギャラリーに行けたりする、ちょっと役得な!ページ。
ボリュームは少なめですが、
堅苦しくなく楽しく読める記事になっていると思いますので
店頭で見かけたら手にとってみてくださいませ。

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Saturday, 18 April 2009

ウィリアム・メレル・ヴォーリズ

ウィリアム・メレル・ヴォーリズ。

その作品展が、
「パナソニック電工 汐留ミュージアム」で開催されています(6月21日まで)。

彼はアメリカ生まれだけれど、あくまでも「日本の」建築家と言ってよいと思います。
来日してから建築活動を始め、もっぱら日本で活躍し、のちに日本に帰化しました。

作風こそ、アメリカっぽかったりスペインっぽかったりと
「洋風」だけれど、
彼自身は、アメリカで正規の建築教育を受けてはいません。

日本に住む外国人が期待される「外国風」を
素人ならではの自由な発想でつくったような印象で、
装飾も、空間も、のびのびしているところがいい。
飾りたいから飾った、というような。

様式論とか建築史の考証とかの
堅苦しいロジックから自由であるように見えるんです。
ほんとのところは、わからないけれど。

東京では、山の上ホテルや明治学院の礼拝堂。
京都なら、四条大橋のたもとにある、東華菜館。
ほか、神戸女学院や大阪大丸心斎橋店。

たぶん、誰もがどれか一度ぐらいは目にしているはず。

ちなみに、彼はあの「メンソレータム」の近江兄弟社の創始者でもあります。
近江八幡には、彼の作品がたくさん残っている。

ちょっと、旅してみたくなりました。


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Sunday, 29 March 2009

六本木アートナイト

日没から日の出までが「コアタイム」のアートイベント。
20時の待ち合わせのため赤坂から六本木に向かったら、
光る風船を持ったパレードとすれ違いました。

六本木ヒルズに着いた頃には、メインイベントの境目だったので、
夕食ののち、ヤノベケンジさんのトークイベントへ。
アトムスーツを着て「大陽の塔」の目玉に上るゲリラパフォーマンスの映像、
「トラやんの大冒険」の映画、ブラックながら笑えて、とても面白かったのですが、
春の夜寒に負けて途中退散。
上の写真がImage387「ジャイアント・トラやん」です。

裏テーマは「万博」?
中の写真は、大阪万博当時から「霧の彫刻」を手掛けていたという
中谷芙二子さんのインスタレーション。Image389毛利庭園が「霧の庭」になっています。

帰り道、ミッドタウンを通りかかると、
前述の光る風船が芝生広場で揺れていましたImage395(下の写真)。
仕掛け人は平野治朗さん。
無数の風船は、人魂のようです。
背後は夜桜。
「桜の樹の下には」by梶井基次郎を想起しました。

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Friday, 27 March 2009

ジム・ランビー@原美術館

年明け早々見に行って、ホントはすぐブログに書くつもりでした、
品川・原美術館で開催中の
「ジム・ランビー アンノウン・プレジャーズ」

書きそびれているうちに、そろそろ終わっちゃうなあ・・・と思っていたら、
会期が5月10日までに伸びたというので、
ぜひお勧めしたいと思った次第。

原美術館のギャラリーの床一面に、
白と黒のビニールテープで描かれた、ストライプの渦巻き。
廊下も階段も含めた空間そのものを、まるごと使ったインスタレーションです。
でも映像や仕掛けはなしの、静的なインスタレーションというところも、
私は好き。

白黒渦巻き模様の上にコンクリートのオブジェが点在するさまは、
まるでポップな「枯山水」です。
どうも、日本人はみな同じ感想を持つようで、
あちこちの展評に似たようなことが書いてあって苦笑しました。

けれども、ジム・ランビーのもともとの意図は「レコードの溝」だったらしい・・・。
確かに、コンクリートのオブジェに埋め込まれたものをよくよく見ると、
レコードジャケットの背表紙なのでした。

「Unknown Pleasures」、未知の快楽というタイトルも
何かの楽曲のタイトルらしいけれど

ポップな枯山水の中を歩くのはとても楽しく、
確かに「Unknown Pleasures」を感じました。


付け足しますと、
昨日発売された講談社・セオリー「新・土地のグランプリ」に
原美術館も登場する記事を書きました。
タイトルは「人気住宅街物語」。

お出掛けの節は、ぜひご一読ください。
(ソレガ イイタカッタノカ)

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Tuesday, 17 March 2009

チェンジリング(ネタバレあり)

珍しく仕事に追われている今日この頃。
1カ月のご無沙汰でした。
・・・誰か、待っててくれた・・・?

忙しくても、ときには風穴を空けなくっちゃ、と自分を甘やかし、
週末は、以前から気になっていた映画「チェンジリング」を観てきました。

監督は、クリント・イーストウッド。
ヒラリー・スワンクと組んだ「ミリオンダラー・ベイビー」も、
一瞬たりともゆるみのない緊張感溢れる構成でしたが、
アンジェリーナ・ジョリーとの本作も同様です。

物語の導入部はTVCFなどでも流れたので
ご存じの方が多いと思うけれども、
誘拐された愛息が戻ってきたと思ったら
別人にすり替わっていた、ということから始まる物語です。

アンジェリーナ扮する母親、クリスティン・コリンズの
息子を取り戻すための戦いは
物語途中、権力に対する正義の戦いと重なり、
いったん勝利を収めたところで
観客はあやうく溜飲を下げそうになるのですが、
クリスティンにとっては息子の消息こそすべて。
その、まっすぐで強い意思に胸を打たれます。

けれども、その後の経過は、あまりにむごい。

「ミリオンダラー・ベイビー」も「チェンジリング」も、
ある種の「女の戦い」を描き、ひとつの「勝利」を与えながらも
結末がむごく、それでも観客に希望を与える点で共通しています。

ちなみに、「チェンジリング」のクリスティンは実在の人物。
映画を観たあとHPで、事件のわずか7年後に亡くなったと知り、
映画を超える現実のむごさに、また胸が痛くなりました。


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«ふたつの「アーツ&クラフツ」展