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2005年2月のお仕事

2月。暮れからじたばたしていた成果がひとつ、世に出ました。

日経BP社「日経アーキテクチュア」2月21日号のシリーズ、
「巨匠の残像」の第1回を任せていただきました(重責~(@_@))。
1998年に亡くなられた宮脇檀さんの人物像に迫ろうという記事です。

宮脇さんはもしかすると、安藤忠雄以前には日本一、
(建築ギョーカイと一部のマニアを除く)一般に知られた建築家では。
エッセイストとしても膨大な原稿を残された方で、もちろん私も愛読者です。
ファミエス東京のメルマガのエッセイでも何度かネタ元に使わせていただきました。

建築のプロならざる私がまとめた記事で、
プロ(かセミプロ)の同誌読者の関心に応えられたか、一抹の不安は残りますが、
今まで書いたことのない種類の原稿で、とてもいい経験でした。

また、同じ号では「CLOSE UP住宅」も担当しています。
紹介した「V&V HOUSE」は、
取材を通じて親しくさせていただくようになった私と同い年の建築家、
塚田眞樹子さんが設計した住宅です。
彼女は寡作だけれど、とても才能のある建築家。今後も注目していきたいですね。

以下はレギュラー。

日経住宅サーチの連載「クリエーターたちの挑戦」では、
プロダクト・カラープランナー小倉ひろみさんにインタビュー。
絵画やグラフィックにおける「色彩」と工業製品における「色彩」の扱い方は
まるで違うものなんですね。とてもおもしろい話が伺えました。
知ると、家電や携帯電話を見る目が少し、変わるかも。

また、2月は「TOKYOデザイナーズマンション」も2本、担当しています。

ファミエス東京のメルマガ2月はちょっとネタに苦しみ、「収納」と「家具」を取り上げました。
次回いよいよ最終回。

扶桑社「新しい住まいの設計」4月号では、杉浦宏幸さんの川嶋邸、
大阪の建築家、窪添正昭さんの遠藤邸を取材しています。

1月まで忙しかった余勢を駆って、短い2月はあっという間に過ぎました…。

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