2005年8月のお仕事
世間は仕事納めというのに、ここはまだ夏…。
「8月にした仕事」ではなく「8月に世に出た仕事」をまとめようと思うと
実は思い出すのに骨がおれます。
なぜって、原稿を納めてから媒体に載るまでにタイムラグがあるのに加え、
そのタイムラグの幅が媒体によってまちまちだから。
特に近頃は印刷だけでなく電子媒体の仕事が多いのでなおさらです。
言い訳はさておき。
8月は広告やタイアップの仕事が多く、
ここに書けるのはレギュラーだけになってしまいました。
まず 日経住宅サーチの連載「クリエーターたちの挑戦」は
デザイナー・宮田里枝子さんにインタビュー。
すらりと背の高い宮田さんは、なんと1977年生まれ!
どこかフライトアテンダントを思わせる、すきのない身のこなし、
落ち着いて礼儀正しい言葉遣い……育ちのよさを感じさせます。
つい「とてもいいお嬢さん」という仲人口が頭に浮かんだのは
オバサンになった証拠でしょうか。
しかし彼女は、「素敵なお嬢さん」であるだけではなく
とても論理的、戦略的に自らの仕事を語れる前途有望なデザイナーです。
前回の束芋さんに続き、自分よりはるかに若い女性に圧倒され、
そして嬉しくなったひとときでした。
さて、お馴染み扶桑社「新しい住まいの設計」10月号は「キッチン&バスルーム」。
黒木実さんが設計した、
世田谷なのにほんとにリゾート!! の素敵なお宅を訪問しました。
施主は40歳独身!!のスポーツショップの社長さん。
ご自身で会社を起業なさって、こんな家を建てられるまでに…と思うと
相当のキレ者と拝察しますが、ご本人はのんびりとした語り口の、
気負わない雰囲気の方でした。こういうひとこそ、大物なのでしょう。
もう一軒は、前号でも取材した今野政彦さんのご自邸。
先日「渡辺篤の建もの探訪」にも登場していました。
奥さまの手料理が美味でした!
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