越後妻有アートトリエンナーレ2006
2日ほど夏休みをとって、
越後妻有アートトリエンナーレに出かけてきました。
330あるというアート作品が広大なエリアに点在しているので
とうてい全部を見て回れるようなものではありませんが、
アートという目的につられて、里山を巡ることにこそ
意味があったように思います。
関東周辺の、杉ばっかりの山林とはひと味違う、
バラエティに富んだ植生の山。
小さな平地も見逃さず耕された美しい棚田。
点在する民家は、雪深さを反映して背が高く、
そのせいもあって、
私にとって見慣れた西日本の田舎とは印象の異なる風景です。
日本全国、都市部はどこも同じような景色になってしまいましたが、
ここには確かに「地域色」がある。
アートが、この地域色の存続を助ける力になればいいのですが。
「11・アート&デザイン」カテゴリの記事
- 尾形光琳の国宝屏風、56年ぶりの邂逅---「燕子花」と「紅白梅」(2015.05.14)
- 国立新美術館「マグリット展」(2015.04.17)
- フェルメール「地理学者」と「天文学者」(2015.04.15)
- ルーヴル美術館展 日常を描くー風俗画にみるヨーロッパ絵画の神髄(2015.04.14)
- 明治のこころーモースが見た庶民のくらし(2013.10.23)
The comments to this entry are closed.
Comments