越後妻有アートトリエンナーレ2006
2日ほど夏休みをとって、
越後妻有アートトリエンナーレに出かけてきました。
330あるというアート作品が広大なエリアに点在しているので
とうてい全部を見て回れるようなものではありませんが、
アートという目的につられて、里山を巡ることにこそ
意味があったように思います。
関東周辺の、杉ばっかりの山林とはひと味違う、
バラエティに富んだ植生の山。
小さな平地も見逃さず耕された美しい棚田。
点在する民家は、雪深さを反映して背が高く、
そのせいもあって、
私にとって見慣れた西日本の田舎とは印象の異なる風景です。
日本全国、都市部はどこも同じような景色になってしまいましたが、
ここには確かに「地域色」がある。
アートが、この地域色の存続を助ける力になればいいのですが。