2006年8月のお仕事
出会いと別れの季節、といえば、ふつうは春を指すのでしょうけれど
ここ数年来、私にとっては夏です。この時期、なぜか必ず何かが起きる。
スタートしてもうすぐ4年の「NIKKEI NET」内住宅サーチ「LivingStyle」。
8月からまとめ役が交代なさいました。
Webの仕事では、担当者同士顔を合わせる機会はほとんどないのですが、
4年間、毎月毎月お世話になってきた方。
メールで励まし合った思い出もあり、感慨浅からぬものがあります。
また、いつかどこかでご一緒できることを祈っています。
「新しい住まいの設計」10月号の取材では、ちょうど1年ぶりに
名古屋のNOV建築工房の酒井宣良さんに
お目にかかり、巻頭の紹介記事を書きました。
建築家は個性的な人が多いので、
作品でなくご本人を紹介する記事を書くのも楽しい。
とくに酒井さんは、今時珍しい、豪快で、
なおかつ親しみのある素敵なキャラクターです。
京都の吉川弥志さんには、このところ
立て続けに取材させていただいています。
取材は一期一会に終わることが多いのですが、
回を重ねれば、お人柄にも少しは近づける気がします。
吉川さんはときどきこのブログものぞいてくださっているとか。
次号では、これまで露出の少ないご自邸も、少し紹介する予定です。
京都へ行ったついでに、以前から一度お話を伺いたいと思っていた
メガの長坂大さんにもお目にかかることができました。
もうひとつの取材では、APS設計室の半谷仁子さんの作品を訪問。
ご本人にはお目にかかれませんでしたが、
素敵なご家族に歓迎していただきました。
この夏は、再会の季節でもありました。
2年、3年とご無沙汰していた編集部から、なぜか立て続けにご連絡をいただいたり。
建築雑誌オールレビューに、かつての同僚・今井早智さんが加わったり。
秋に向かって、確実に風が変わっていることを感じます。
今年も残り3分の1。
少し、ピッチをあげていかなくては。