2006年12月のお仕事
ご縁が続くときってあるものですね。
先日集合住宅「KINOWA」のオープンハウスで、
ほぼ1年ぶりにお目に掛かったKaデザインの山本健太郎さんに、
またお会いすることができました。
記事は、日経アーキテクチュア12月25日号の
「仕事をつかむ住宅設計事務所」。
今月4日に取材して、25日には本になる。
このスピード感が、隔週刊です。
「新しい住まいの設計」2007年2月号は
「家事まで楽しくなる家」。
先月に引き続き、岸本和彦さん設計の
安倍邸を取材しました。
竣工して1年ぐらい経っているのですが、
汚れやすい白い家なのに、とにかく、きれい!
レンジにも油汚れひとつない。
「料理してないんでしょ、って言われるんですよね」と語るのは
これまたモデルみたいな美人の奥さま。
とんでもない、お料理の腕も相当なものとお見受けしました。
隅々まできれいに保つ秘訣は、
「汚れる前に掃除する、汚れたらすぐ掃除する」
奥さまのこまめさにあるみたい。
「とにかくいつも手を動かしてますよ」とはご主人の観察。
そのとき「なるほど〜〜」と感心したことを、
今日、しみじみと思い出しました、
大掃除。
やってもやっても終わりません〜〜(>_<)。
さて、今月は「EXE」vol.6も発行されました。
巻頭は「絶景住宅」。
今回はちょっとがんばって3軒行ってきました。
ESPAD環境建築研究所・藤江通昌さん設計の
「CUBE28°」は高さ9mもある吹き抜けの、
窓いっぱいに富士山を望む家です。
撮影予定日前日は大雨、果たして富士山は見えるのか!?
とやきもきしましたが、
当日はなんと初冠雪! という大幸運。
来年は、何かいいことありそうな♪
残る2軒は、
カクオ・アーキテクト・オフィス、松村佳久男さんの京都「八瀬の家」と
谷尻誠さんの横浜「登り窯の家」。
松村さんとは初対面ですが、
時流に流されない、クオリティ重視の建築家、という印象。
でも、気さくで親しみやすいお人柄です。
しかも、建て主さんの意見を尊重するタイプと推察しました。
谷尻さんの作品は今年5月以来。
ご本人のファンなのでお目に掛かりたかったけれど、
なにぶん遠方ゆえ無理でした。
こちらはきっちり悪天候に祟られ、再撮に。
建て主の奥さまが気持ち良く応対してくださって、
ありがたかった!
とはいえ、3軒のうち唯一近場(横浜)だけ
お天気が悪かったのは不幸中の幸い。
今年はとにかく、
晴天の少ない年だったという印象が残っています。
そして、今年最後に世に出た仕事は、恒例「NIKKEI NET」のお正月企画。
今年話題の「教育」がテーマです。
かねがね、
「一戸建て(マンションでなく)取得の三大動機」は
「子ども」「自動車」「ペット」ではないかと睨んでいる私。
ずっと念頭にあったテーマのひとつなので、しぜん、力が入りました。
お正月企画を担当するのも、これで5年目。
運営の日本経済新聞社電子メディア局は来年分社するそうで、
何か変化が起きるかもしれません。
さてさて、長くなりました。
今年の総括は、明日大晦日に。
「01・業務月報」カテゴリの記事
- 21世紀型再開発の先行例、豊洲(2009.09.03)
- 東京は、湾岸へ?(2009.09.02)
- ムック「1000万円台でいい家が建つ教科書」発行!(2009.04.27)
- 「住まいの設計」リニューアル(2009.04.22)
The comments to this entry are closed.
Comments