初芝居
初芝居は新橋演舞場にて。
いのうえひでのり演出・市川染五郎主演の
「朧の森に棲む鬼」を見てきました。
染通な友人たちのおかげで
4列目中央という特等席!
劇団☆新感線×市川染五郎のコラボも5回目、
最初に見た「阿修羅城の瞳」(2000年)の印象が強烈だっただけに、
その後の作品は、どうしても二番煎じに見えてしまいがち。
今回のウリは、主演の染五郎が「悪役」だ、ってことで
登場シーンでは憎めない小悪党だったのが、
劇中、のし上がるに従って凄味を増していくのが見所です。
脚本も巧みで飽きさせません。ただ、笑いのキレはイマイチか。
同じ染五郎が三谷幸喜と組んだ、
昨年のPARCO歌舞伎がすごかったので、
どうしても点が辛くなってしまいますが、
切符代(一等12600円ナリ)で
お釣りがくるぐらいの価値はあります。
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