2006年の住宅着工戸数
国土交通省から、
平成18年の新設住宅着工戸数が発表されました。
総数129万391戸、前年比4.4%増で、4年連続の増加です。
持家・貸家・分譲住宅、揃って増えたのは久しぶり。
持家が「3年ぶりの増加」(35万8519戸)ですが、
こまかく見れば、「去年よりは増えた」ものの
一昨年の水準(36万9852戸)には達していません。
分譲住宅の内訳でも、マンションは前年比4.0%増だけれど
一戸建ては0.3%増と「微増」に留まっています。
総数の牽引役となっているのは、実は貸家で、
前年比7.8%増、実に6年連続の増加。
54万3463戸という数字は、
総数が140万戸近かった1997年(平成9年)時点の
貸家着工戸数(53万1220戸)を上回っています。
もしかして、REIT効果だったりするのかしらん。
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