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それでもボクはやってない

観てからずいぶん時間が経ってしまいました。
でもまだ上映中ですよね、
周防正行監督、11年ぶりの新作という
「それでもボクはやってない」

周防監督、公開当初はテレビに出まくって
いろいろ語っておられましたし、
映画のテーマやストーリーについてはここでは触れません。

この映画の収穫は、なんといっても
主演の加瀬亮クン(と、呼びたくなる感じ)のリアルな演技。
「迫真」と表現すると印象が変わってしまうのだけど、
なんというか、確かにそこに、
その役の人物が生きている感じがしました。

あとで、「硫黄島からの手紙」の元憲兵役だったと気づき、
びっくりしちゃった。

ほかのキャストもそれぞれにいいのですが、
瀬戸朝香はハマリ役だけに「やっぱり瀬戸朝香」。
「サービス」なのか、竹中直人が顔を出すシーンも、
そこだけ映画のリアルな雰囲気を、ちょっぴり壊してしまった感あり。

役所広司・・・
役所広司が登場した時点で、みんなが予想するような役回り、
とでも言えば、わかっていただけるかな?
このところ、ちょっと役柄が偏ってきてはいないでしょうか。

ちなみに、近ごろ役所広司のプロフィルからは
「失楽園」が消去されている模様。
トヨエツには、そっちに行って欲しくないな(笑)。

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