「橋を渡ったら泣け」@シアターコクーン
ひさしぶりのシアターコクーン、
ひさしぶりの(歌舞伎関連以外の)お芝居でした。
設定は、
大災害後の山中、生き残った人々のコミュニティ。
そこへ、よそからもうひとり、
生き残りの男が現れて・・・
閉鎖された極限状態の中で、
ひとはどんなふうに生きるのか。
ありがち、といえばありがち、
ストーリーの展開も、
いかにも、といえばいかにも。
でも。その「いかにも」と感じられること、
そのものが
脚本と芝居の成功でもあります。
ひとりひとりの確固としたキャラクター、
にもかかわらず、
状況に応じてくるくる変わる、互いの力関係。
それを見せる演技のうまさ(特に男性陣)。
エンディングは、
とってつけたようではあったけど、
でも、これしかないよね〜〜、と思える。
やっぱり、生の芝居っていいな。
と、ひさしぶりに、実感しました。
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