« 「橋を渡ったら泣け」@シアターコクーン | Main | アートフェア東京2007 »

さよなら住宅金融公庫

いよいよ新年度ですね。
と、いっても自由業者の私には
何の変化もイベントもありませんが・・・

こういうとき、「切り替え感」がある会社勤めも、
ちょっと羨ましいな〜、と思います。

さて、
この週末は「東京ミッドタウン」の話題で持ちきりでしたが、
住宅関連の話題としては、
これでしょ。

住宅金融公庫廃止、住宅金融支援機構に移行。

まあ、廃止が決まってから6年も経つので
「今頃?」
ってカンジもあります。

いっぽう、まだまだ返済中のみなさまにとっては、
「さよなら」
ってカンジでもないでしょう。

とはいうものの、

公庫の歴史は日本の住宅ローンの歴史、
住宅政策の歴史そのものといっても過言ではない。
その廃止は、やっぱり大きな節目です。

ということで、ここでざっくり振り返っておきましょう。
(マイブーム>年表)

昭和23年、GHQによる非公式な勧告が、
公庫の歴史の黎明でした・・・。


1950年5月6日 住宅金融公庫法施行
1950年6月5日 住宅金融公庫発足
1950年6月26日 個人住宅の第1回申し込み受付開始
1955年7月11日 住宅融資保険法施行・保険業務新設
S30(1955)年度 増築資金融資創設
S38(1963)年度 住宅改修資金融資創設
S40(1965)年度 増築と住宅改修を一本化し住宅改良資金融資に
S45(1970)年度 高層分譲住宅購入資金融資創設
S47(1972)年度 民間デベロッパー向け団地分譲住宅融資創設
S49(1974)年度 返済方法を元金均等返済から元利均等返済に
S54(1979)年度 ステップ償還制度導入
S57(1982)年度 段階金利・規模別金利導入
S60(1985)年度 融資手数料導入
S62(1987)年度 クイックリフォームローン創設
H2〜3(1990〜91)年度 大都市加算・初めてマイホーム加算導入
H5(1993)年度 ゆとり返済制度導入
H8(1996)年度 性能基準が基準金利の要件に
H12(2000)年度 ゆとり返済制度廃止
2001年 住宅金融公庫廃止が閣議決定される
2003年10月 証券化ローンがスタート
2005年1月 証券化ローンの名称が「フラット35」に決定

主な参考資料は
「住宅金融公庫五十年歴史」(財)住宅金融普及協会
これまたβ版です。

写し間違いもあるかもしれないので、
引用の節はご注意くださいませ。

|

« 「橋を渡ったら泣け」@シアターコクーン | Main | アートフェア東京2007 »

02・データウォッチ」カテゴリの記事

Comments

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference さよなら住宅金融公庫:

« 「橋を渡ったら泣け」@シアターコクーン | Main | アートフェア東京2007 »