「日経アーキテクチュア」2007年5月28日号
「日経アーキテクチュア」の仕事で、
大江戸線飯田橋駅や、つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅などの
設計で知られる渡辺誠さんが、
国内で初めて手掛けた個人住宅を取材しました。
延べ面積500平米を超える3世帯住宅。
外壁や床の間、キッチンは御影石で、
その表面には繰り返し、波状のモチーフが現れます。
コンピューターを駆使した3Dのデザイン、
それをひとつひとつ、人の手で削り出す途方もない工程。
個人住宅のために、ここまで手間暇をかけていることに、
まず驚いてしまいます。
そしてその、一見、前衛的な姿にもかかわらず、
使い勝手のこまかいところまで
気配りが行き届いていることも驚き(失礼)でした。
いつも思うことですが、こういう住宅作品は、
建築家と建て主の希有な出会いがあって
初めて生まれるものですね。
残念ながらここに詳しく書くことはできませんが、
建て主の女性の人柄も、強く印象に残りました。
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