血の婚礼@東京グローブ座
「血の婚礼」といえば、
国内ではアントニオ・ガデスの映画(下記)で知られているのでは?
私も見たような遠い記憶が・・・(心許ない。)
原作はガルシア・ロルカの戯曲で、
20世紀に書かれたものというから
そう古くはないのですが、
現代の日本のリアリティからはかけ離れたストーリー。
で、あるからして、舞台で日本人が演じるには、
相当に緻密でなけれなならないと思うのです。
そこで、森山未來主演の東京グローブ座公演。
観に行ったのは先週水曜日のソワレです。
キャストはそれぞれはまり役で、熱演。
シンプルな舞台装置の使いこなしもすばらしいと思います。
なんだけど、前述の通り、現実から遠い芝居ゆえ、
ちょっとでも台詞をとちられると(誰とは言わないが)
いきなり現実に引き戻されてしまいます。
私は、いまひとつ、舞台の世界に没入できませんでした。
だけど、この芝居の「ごちそう」(歌舞伎用語か?)は、
舞台袖で演奏する、渡辺香津美の生ギター。
芝居がはねたあとは、パエリヤと赤ワイン求めて
スペイン料理屋に足が向きました>^_^<
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