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歌舞伎座でシェイクスピア

男装の麗人とか、女装の美少年というのは、
洋の東西を問わず、芝居心をそそるもののようです。
お嬢吉三とか、弁天小僧とか・・・。

シェイクスピア「十二夜」の主人公は「男装の麗人」ヴァイオラ。

歌舞伎はもとより
シェイクスピア存命当時の英国のお芝居も、
俳優は全て男性だったそうですから

男が女の役を演じ、
その女がさらに男装する、二重の倒錯になるわけ・・・。


今月の歌舞伎座では、尾上菊之助くんが、
そのヴァオイラ(歌舞伎版では「琵琶姫」)を演じます。

2年ぶりの再演だそうですが、筋書(パンフレット)で
菊之助くんいわく、

前回は、スイッチを切り替えるように男女を演じ分けていたが、
今回は、ボリュームのつまみをまわすように男女を行き来している、

とか。

いやほんと、そんな感じでした!

もうすぐ主演映画も封切られるというし、
菊之助くん、絶好調です。

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