「新しい住まいの設計」2007年12月号
今年最大の台風の中、無理をおして訪ねた
伊豆高原の「沙羅の樹文庫」。
団塊世代の女性が、別荘の一隅に建てた
小さな私設図書館です。
最初に話を聞いたときは、
お金持ちの奥さまの道楽かと思ってしまったけれど、
とんでもない。
子供たちに本を、おはなしを届けたい、
ひとつの夢を生涯追い続けられるというのは、
それだけでもすごいことではないでしょうか。
図書館を実現するまでの
長く、曲がりくねった道を乗り越えてきた
その行動力も並大抵ではありません。
ご本人は「私は運がよかった」とおっしゃるけれど、
運を引き付けるためには、
まず自分が努力しなければなりません。
謙虚な語り口の中に、
これまで歩んできた人生への自負がにじんで、
こちらの心に深く響きました。
「新しい住まいの設計」12月号に記事を書きました。
うまく表現できていたらいいのですが。
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