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「新しい住まいの設計」2008年2月号

連載「若き建築家のまなざし」、
第2回は藤本壮介さんの登場です!

藤本さんと言えばすでに「若手」の枠を超えて、
日本建築界のホープ。

けれども、住宅作品はまだ少なく、
今回ご紹介した「houseO」が2作目です。

藤本さんの新作とあって、
あらゆる媒体が競って取り上げていますが、
その発想過程も含めて掘り下げた記事は他にない、はず。

記事の後半では、現在設計中の新作3作のポイントも押さえました。
来年は、住宅も含めて新作が続々できそうな勢い。
楽しみです!

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コーポラティブハウスはどこへ向かう?

夏から取材を続けていた「コーポラティブハウス」の動向記事。
建築基準法改正のあおりをくらって(?)掲載が延び、
やっと「日経アーキテクチュア」2007年12月10日号で日の目を見ました。

コーポラティブハウスのなんたるか、
自分ではわかっていたつもりでしたが、
いざ取材を始めてみると、話がかみあわないことも多く・・・。

日本のコーポラティブハウスの特殊性。
住まい手としてコーポラティブハウスを選択する意味。
事業としてコーポラティブ方式を採用する意義。
学ぶことの多い取材でした。

そして、この記事を通じて、
日本の集合住宅そのもののあり方について、
もっと追求したいと思うようになりました。

来年に向けてのテーマのひとつです。


この号では、庄司寛さんの「雑司ヶ谷の家」も取材しています。
丁寧につくられた、コンパクトな都市型2世帯住宅です。


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新連載「若き建築家のまなざし」

さて、
「新しい住まいの設計」は、とっくに新年号が発売されています。

その、2008年1月号から、連載企画が始まりました。
題して「若き建築家のまなざし」。

「若き」とはいったい何歳か。

ワタクシ、勝手に生年'70年で線引きさせていただきました。
おかげで近ごろ、建築家のプロフィールは
生年から見るクセがついてしまった。

ついこの間まで「40代は若造」と言われたこの世界、
つくづく変わったものだと思います。

今は、20代から活躍を始め、30歳そこそこでスターになる人も。
団塊ジュニアの建築ブームが要因なのか・・・
この間の変革をずっと見ているはずなのだから、
いずれじっくり理由を分析してみたいもの。 どうですか>みさちゃん!


さて、連載第1回は初回拡大版。16ページを割いて、
北海道の建築家、五十嵐淳さんにご登場いただきました。

五十嵐さんは、
その「時代の変革」を象徴する存在ではないでしょうか。
名門建築科の出身でも、有名建築家の弟子でもなく、
北海道の端っこ(失礼)、佐呂間町から、彗星のように現れた希有な才能。
海外の賞にも数々輝いて、でも決しておごることのない人柄。
しかも、記事扉のポートレートは俳優のようにかっこいいですっ♪

16ページつくるにあたっては、ずいぶんご尽力いただいたのですが、
少しも煩わしがらずお付き合いいただき、感謝の念に堪えません。

その気持ちをこめて仕上げた記事、
カメラマン・タナカシンイチさんのすばらしい写真を得て、
ひと味違うテイストにできあがったのではないかと自負しています。

よかったら手にとってみてくださいませ。

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日経BP社「巨匠の残像」

「日経アーキテクチュア」誌の不定期連載、
巨匠の残像―「建築」を拓いた17人の遺風
一冊にまとまりました\(^O^)/

私が書いたのは、「宮脇檀」さんの章だけですが、
それでも本の形になるのはやっぱり嬉しい。

しかもこの記事には、個人的に思い入れがあります。
なにしろ、亡くなった方の評伝を書くのは初めてでしたし・・・。

宮脇さんの足跡を追えば追うほど、その生き方に惹かれました。
宮脇さんは、建築家であると同時に物書きでもあった方だから、
その意味でも教えられることは多い。
もちろん、到底手の届かない、遠い星ですが。

最初に書いたときから3年を経て本になることで、
改めて「宮脇さんを思い出せ」と言われているような気がしました。

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