一反もめんハウス
新年早々、風邪をひいてしまいました。
いやはや、体調を崩すほどの時間の無駄はないですね。
必要最小限のことしかできなくて・・・。
「健康第一!」を再認識した初春でした。
と、いうことでblogも出遅れ。
表題は昨年12月24日発行「日経アーキテクチュア」の
「Review住宅」で取り上げた住宅です。
上空から見ると、
あの「ゲゲゲの鬼太郎」の人気キャラ、
「一反木綿」に似ているというこの家。
「水木しげるロード」などで観光ブームに沸く
鳥取県境港市にあります。
私はこのまちおこしのことはよく知らなかったのですが、
訪れてみて思い知ったのは「鬼太郎」の人気ぶり。
くだんの「水木しげるロード」は
歩道に妖怪の彫像が並んでいることを除けば、
ごくごくふつうの地方の商店街なのに、
平日の昼間から観光客で賑わっていました。
子供を連れた家族や、
首からカメラをぶらさげたアキバ系だけでなく、
若い女の子同士のグループも多い。
ウエンツ主演の映画の影響でしょうか。
さらに帰京後、この話題を持ち出すと
周囲の男性陣(いい歳したおじさんたち)の
食いつきがいいのにも驚きました。
みんな、そんなに「鬼太郎」が好きだったのか。
「妖怪」が、オトコゴコロをくすぐるのか、
「キャラクター」がいろいろ揃ってるところがポイントでしょうか。
付け加えておくと、境港のまちおこしの成功は、
観光スポットを「つくっておしまい」ではなく、
まちの人々がアイデアを出し合い、
次から次へとイベントや話題を繰り出している点にあるらしい。
取材時、「一反もめんハウス」の建て主さんは
「妖怪検定」受験を控え、準備に余念がないようでした。
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