「磯崎新 七つの美術空間」@群馬県立近代美術館
リニューアルなった群馬県立近代美術館に
「磯崎新 七つの美術空間」展を見に行きました。
「七つ」とは当の群馬近美を始め、
大分のアートプラザ、ロスアンジェルス現代美術館、ハラ・ミュージアム・アーク、
岡山の奈義町現代美術館、北京の中央美術学院美術館、
そして、目下建設中の上海証大ヒマラヤ芸術センター。
パンフレットによれば、群馬近美は
いわゆる「ホワイトキューブ」の原型なのだ、ということですが・・・。
さらに、都市と田園、複合施設、コンバージョン、
はやりの(?)サイト・スペシフィックな建築とアートの共同作業など、
現代の美術空間の文脈が網羅されているかのよう。
ちなみに、群馬近美のリニューアルの主目的は
耐震補強やアスベスト除去にあったようですが、
展示室にも少し手が加えられています。
リニューアル前には行ったことがないので確かなことは言えませんが、
企画展示室が大小に3分割された模様。
プロローグと本編、エピローグという、ある意味、古典的な三部構成です。
リニューアル記念の磯崎展は、
「ここはこんなふうに使え」というお手本を示しているのかもしれません。
会期は今週末、22日まで。
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