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2008年に出会った建築家

今年は、ブログの更新頻度が思いっきり落ちてしまいました。
書かないでいると、書くべきことがたまり、余計に書くのが億劫になる。
書くのは重要事項に絞られていき、与太話が書きづらくなる。
・・・さらに書くのが億劫になる。

来年こそ、この悪循環を断ち切ります。
同時に、テーマを絞った新しいブログも立ち上げる計画。
乞うご期待!

さて、その前に、今年書き残したことの総ざらい。

今年もたくさんの建物を見てきました。
夏頃までは旅取材も多く、
地方で活躍する建築家にお会いできたのも収穫。

北海道では、m+Oの湊谷みち代さん+大塚達也さん、赤坂真一郎さん
名古屋では、CAnの宇野享さんと、そのCAnから独立した諸江一紀さん
そして、宇野友明さん
京都では、あの高松伸さんにお目にかかる機会も得ました。
広島では、土井一秀さん、福山の前田圭介さん
山口で、窪田勝文さん

偶然ですが、CAnの宇野享さんの作品を
「日経アーキテクチュア」と「住まいの設計」で
立て続けに取材させていただいたのに続き、
「建築雑誌」でCAtの小嶋一浩さん、赤松佳珠子さんに
「住まいの設計」で小泉アトリエの小泉雅生さんに、
と、元「シーラカンス」の方々に次々お目にかかりました。
なぜか今まで、どなたともご縁がなかったのに不思議です。

さらに、「シーラカンス」出身の都留理子さん弓場章史さんの住宅も取材。
実力ある若手を輩出する事務所でもあるようです。

若手といえば、保坂猛さん原田真宏さんと麻魚さん
大西麻貴さんなどの、キラキラするような才能も目の当たりにしました。

一方で、象設計集団の富田玲子さん、構造家の梅沢良三さんなどのベテランの、
若手に劣らぬ創作意欲や、
歴史に向けるまなざしの深さに圧倒される経験もしました。

やっぱり、建築家の話を聞くのは刺激的で楽しい。
それを、誌面でどれだけ読者に伝えられたでしょうか。

三次元で、五感に訴える「建築」を、いかにして2次元の誌面で伝えるか。
高尚で、ときに抽象に傾くこともある「建築家」の思考や人となりを
どうやって文章でおもしろく読ませるか。

毎回工夫してはいるつもりですが、うっかりするとマンネリに傾く。
来年は、そのあたりにも風穴を開けていかなくてはなりません。

最後に、今年初めてお会いした建築家の方々のうち、
これまでにお名前を挙げられなかった方をご紹介します。

浅利幸男さん
飯田善彦さん
井坂幸恵さん
奥村和幸さん
北山孝二郎さん
桑原茂さん
末光弘和さん・陽子さん
西久保毅人さん
宮晶子さん
横田典雄さん・川村紀子さん

本当にありがとうございました!

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