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東京美術館巡り「ぐるっとパス」の使い勝手

気がつけば2カ月ものご無沙汰。
6月、7月は目の前のことに追われるままに過ごしてしまいました・・・・
この間、何をしていたかはおいおいご報告するとして。

このところ、新しい企画の準備のために、
時間を見付けては都内の美術館を回っています。
そのために「ぐるっとパス」を買ってみました。

これは、都内の美術館・博物館66施設の
入場券と割引券を一冊に綴ったもの。

1冊2000円、有効期間は購入日から2カ月。短いですね。
旅行で東京に来ている人ならともかく、
仕事しながら2カ月で回れる数はしれているでしょう。
果たしてこれはほんとにお得なのか?

国立博物館や近代美術館など大型館の企画展に対しては、
入場券ではなく、100円引き、200円引きの割引券。
従って、相当回らないとモトはとれません。

けれども、小規模な私立美術館や常設展向けには
おおむね入場券が綴られている。
通常、入場料は安くても500円ぐらい、
ふつうは800〜1000円ぐらいするので
3〜4館回れば十分おトクになるわけです。

ちなみに今回の私の美術館巡りの主な目的は
各館のコレクションチェックにあるので、
このパスはかなり有効でした。
この機会に、今まで近くても行ったことのなかった
小さな美術館にも入ってみたりしました。

とはいえ、購入からもうすぐ2カ月で、
使ったチケットはやっと66枚中9枚。
すでに十分モトはとっているけれど、
行きたくて行けずじまいの館も多いと思うと、やっぱり惜しい。

また買うか、と言われれば、、、ちょっと考えものですが。

本日の結論。

東京または近郊在住の場合、
「ぐるっとパス」は
「大倉集古館」「出光美術館」「三井記念美術館」
「ブリヂストン美術館」「畠山記念館」「五島美術館」
などの美術館に、「漠然と興味はあるけど行ってない」
という人におすすめ。

「ぐるっとパス」の期限が背中を押してくれるので、
近いがゆえにかえって足を運ばなかった美術館にも
出掛ける動機ができます。

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