« 田井幹夫さん設計「等々力の筒状住居」 | Main | アトリエ・天工人「土プロジェクト第1弾」 »

納谷建築設計事務所「岡本の住宅」

7月14日、納谷学さん、納谷新さん設計の「岡本の住宅​」のオープンハウスを見学しました。
これまた世田谷とは​思えない景観! 
コンパクトな建物の中に変化のある空間​が展開する住宅です。

P1000624
南側から見上げたところ。黒っぽい木の箱状の建物です。

P1000622
敷地は旗竿状。道路側からは全景を見ることはできません。

P1000604
このパノラマ! 
天地を抑えて水平ラインを強調した開口部が景観を効果的に見せてくれます。

P1000610
壁と天井は、木の質感を生かしつつ、白っぽいペイントを施されたシナ合板。

P1000597
床に座って見上げると、窓の外は空!

P1000600
写真右側に見える丸い穴は……

P1000601
ドアを開いたとき、ノブがすっぽり収まる。ドアは完全に全開できるわけです。

P1000591
1階のプライベートゾーンは全部畳のお部屋。最近珍しいですね。

P1000616
作り付け収納の間を少し空けてあるのは、「床の間」のようにしつらえるため。

P1000589
眺めのいい角の和室の開口は、かなり低め。障子は雪見になっています。

P1000618
障子を閉めるとしっとりした雰囲気。
どの部屋も、間接照明が効果的に使われています。

P1000613
和室の外の濡れ縁。軒をかなり抑えています。

P1000593
階段室は図書スペースになっています。ランダムな棚板がグラフィカルで楽しい。

P1000594
階段室の上にはトップライト。

P1000612
2階から見下ろす。

P1000607
FRP防水でくるんだバスルーム。2階なのに浴槽が埋め込みになっているのは、
1階の軒を抑えた分のふところを利用しているから。

P1000608
白とガラスのバスルームは清潔感あります。
FRP防水は目地がないので掃除もしやすそうです。

P1000626
砧公園のご近所というのもいいですね。

|

« 田井幹夫さん設計「等々力の筒状住居」 | Main | アトリエ・天工人「土プロジェクト第1弾」 »

05・建築」カテゴリの記事

Comments

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 納谷建築設計事務所「岡本の住宅」:

« 田井幹夫さん設計「等々力の筒状住居」 | Main | アトリエ・天工人「土プロジェクト第1弾」 »