伊勢参宮
遷御直前の9月末、初めて伊勢神宮にお参りしてきました。
混雑を避けるため日曜日に伊勢入りして、月曜の朝からお参り開始。
まずは二見浦の朝日を拝みます。
夫婦岩の間の水平線から日が昇るのは夏至の頃だそうですが、
時期はずれでも、見学用の突堤に行けば
ちゃんと夫婦岩の間から上る朝日が見られます。
そして、外宮(豊受大神宮)へ。
御正宮前には、遷御の際の神様の通り道が準備されていました。
こちらは内宮(皇大神宮)。
神様が遷られる前の新しい御正宮前は立ち入り禁止です。
外宮も内宮も御正宮の御垣内には入れませんが、
外宮の勾玉池のほとりにある「せんぐう館」には
外宮正殿の東側四分の1を再現した原寸大模型が展示されています。
イメージしていた以上に巨大な建物で、模型ながら圧巻でした。
一方、別宮では実際に新旧の神殿が並んでいる様子を
拝見することができました。写真は内宮の荒祭宮。
そのほかの別宮は、まだ新しい神殿の建設が始まっておらず
新御敷地に心御柱の覆屋がある状態です。
写真は外宮の宮域外にある月夜見宮。
内宮の御稲御倉では「唯一神明造」を間近に見られます。
周辺の街並みも歩いてきました。
まず、大賑わいの内宮の門前町「おかげ横町」
遊郭のあった古市地区は、登録有形文化財の麻吉旅館が見物ですが、
それ以外の街並みには昔の名残は感じられませんた。
商人町の河崎には古い建物や蔵も残っていますが、
町全体として積極的に保存するには至っていないようでした。
最後に、私が泊まった二見浦の宿。
なかなか雰囲気のある木造三階建てなのですが・・・
磨けば光る玉なのに・・・
古さだけが目立ってしまうのが、ちょっと残念な感じでした。