Posts categorized "01・業務月報"

Monday, 27 April 2009

ムック「1000万円台でいい家が建つ教科書」発行!

扶桑社から、ムック
1000万円台でいい家が建つ教科書
―こんな時代だからこそ、チャンス! (別冊・住まいの設計 158)

が発行されました。

これは、建築家・山下保博さん率いる
家づくりのネットワーク「Project1000」の成果を
これから家を建てようとする人たちにシェアしようというもの。
かつて、私自身もその立ち上げに参加しました。


「Project1000」とは、ただ「ローコスト」であるだけではなく、
「何にいくらかかったか」を明らかにし「適正価格」で家を建てるために
設計者と施工者が協力する「仕組み」です。
「そんなの当たり前では?」と思われるかもしれないけれど、
従来の「住宅業界」では当たり前のことが当たり前ではなかった。
材料費と人件費がごっちゃになった「一式」見積もりが一般的だったのです。


そんな状況に風穴をあけるべく、1997年に始動した「Project1000」。
2000年に第1棟を完成、関西始め地方にも協力設計・施工会社を得て
来年には竣工100棟に達しそうな勢いです。


このムックの取材を通じて、
改めて多くの「Project1000」の建て主さんに会いましたが、
みなさんとても気さくに、快く話を聞かせてくださったのが印象的でした。

新居を取材させてくれる方は、誰もがその出来映えに満足しているものですが、
特に「Project1000」の建て主さんには

「Project1000」の意義を、これから家を建てる人に伝えたい!

という熱意が感じられました。

このムックを通して、その熱意が読者にも伝わりますように。


自画自賛になりますが、なかなか楽しい仕上がりになったと思います。
とくに、市川幹郎さんが書いてくださった
「1000万円台でいい家を建てるための教科書の『教科書』」はおすすめ。
「Project1000」で建てようと建てまいと、きっと役に立つ、
基礎知識とコストダウンのテクニックがまとめられています。



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Wednesday, 22 April 2009

「住まいの設計」リニューアル

2003年7月号から仕事をさせていただいている
扶桑社の「新しい住まいの設計」。
はや6年のお付き合いとなりました。

昨日、店頭に並んだ2009年6月号では大リニューアル。
ロゴも「新しい住まいの設計」から
「SUMAI NO SEKKEI」と欧文になりました。
「新しい」は取れたわけ。

広告業界からは、
これまで「新住設」という略称を使っていたのに、
これからどうすればいいの〜
という、どうでもいいような反響もあるらしいですが(^-^;

巻頭記事のイメージもだいぶ変わりましたし、
読者の反応が気になります。

ちなみに私は、今号から始まった情報ページ
「カルチャー&インフォメーション」を担当。
目玉は、「地元建築家がガイドする名建築」です。
各地の建築家に「おすすめ建築の写真を撮ってきてください」と
図々しいお願いをするのですが、
となたも喜んで引き受けてくださるのが驚きです。
建築家って、本当に建築が好きなんだなあ、
と改めて感じ入りました。
第1回は、仙台の手島浩之さんにご登場いただいています。

ほか、書籍や展覧会のご紹介もあり、
私にとっては取材がてら本を買ったり
ギャラリーに行けたりする、ちょっと役得な!ページ。
ボリュームは少なめですが、
堅苦しくなく楽しく読める記事になっていると思いますので
店頭で見かけたら手にとってみてくださいませ。

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Tuesday, 06 January 2009

建築雑誌オールレビュー再開!

昨年10月から休止していたブログ
「建築雑誌オールレビュー」

「おかっぱ住宅ライター」高木良子さんには
わざわざご自分のブログで再開を訴えていただきましたが
ご支援のかいあって、新年から再スタートを切ることになりました!

新メンバーを迎え、また新しい視点も加わることになるはず。
私は当面、「CASA BRUTUS」「ML」「日経ホームビルダー」のレビューを
担当する予定です。

どうぞ、また改めて、ごひいきにお願いいたします。

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Tuesday, 30 December 2008

2008年に出会った建築家

今年は、ブログの更新頻度が思いっきり落ちてしまいました。
書かないでいると、書くべきことがたまり、余計に書くのが億劫になる。
書くのは重要事項に絞られていき、与太話が書きづらくなる。
・・・さらに書くのが億劫になる。

来年こそ、この悪循環を断ち切ります。
同時に、テーマを絞った新しいブログも立ち上げる計画。
乞うご期待!

さて、その前に、今年書き残したことの総ざらい。

今年もたくさんの建物を見てきました。
夏頃までは旅取材も多く、
地方で活躍する建築家にお会いできたのも収穫。

北海道では、m+Oの湊谷みち代さん+大塚達也さん、赤坂真一郎さん
名古屋では、CAnの宇野享さんと、そのCAnから独立した諸江一紀さん
そして、宇野友明さん
京都では、あの高松伸さんにお目にかかる機会も得ました。
広島では、土井一秀さん、福山の前田圭介さん
山口で、窪田勝文さん

偶然ですが、CAnの宇野享さんの作品を
「日経アーキテクチュア」と「住まいの設計」で
立て続けに取材させていただいたのに続き、
「建築雑誌」でCAtの小嶋一浩さん、赤松佳珠子さんに
「住まいの設計」で小泉アトリエの小泉雅生さんに、
と、元「シーラカンス」の方々に次々お目にかかりました。
なぜか今まで、どなたともご縁がなかったのに不思議です。

さらに、「シーラカンス」出身の都留理子さん弓場章史さんの住宅も取材。
実力ある若手を輩出する事務所でもあるようです。

若手といえば、保坂猛さん原田真宏さんと麻魚さん
大西麻貴さんなどの、キラキラするような才能も目の当たりにしました。

一方で、象設計集団の富田玲子さん、構造家の梅沢良三さんなどのベテランの、
若手に劣らぬ創作意欲や、
歴史に向けるまなざしの深さに圧倒される経験もしました。

やっぱり、建築家の話を聞くのは刺激的で楽しい。
それを、誌面でどれだけ読者に伝えられたでしょうか。

三次元で、五感に訴える「建築」を、いかにして2次元の誌面で伝えるか。
高尚で、ときに抽象に傾くこともある「建築家」の思考や人となりを
どうやって文章でおもしろく読ませるか。

毎回工夫してはいるつもりですが、うっかりするとマンネリに傾く。
来年は、そのあたりにも風穴を開けていかなくてはなりません。

最後に、今年初めてお会いした建築家の方々のうち、
これまでにお名前を挙げられなかった方をご紹介します。

浅利幸男さん
飯田善彦さん
井坂幸恵さん
奥村和幸さん
北山孝二郎さん
桑原茂さん
末光弘和さん・陽子さん
西久保毅人さん
宮晶子さん
横田典雄さん・川村紀子さん

本当にありがとうございました!

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Saturday, 22 November 2008

激変の賃貸集合住宅マーケット

今年夏以降の「日経アーキテクチュア」で私が担当した記事は、
振り返れば全部、「賃貸集合住宅」モノでした。

2008年9月22日号「住宅特集」のリードにも書いたのですが
近年、持ち家の新設住宅着工戸数は減少傾向が続いています。
ピークの96年度には636万戸を記録したのに、
01年度以降はずーっと300万戸台。

これに対して、賃貸住宅は
96年度から00年度までは持ち家同様に減ったものの、
01年度から持ち直し、以後は順調に増加を続けてきました。

そこには、いくつかの大きなトピックがあります。

ひとつは、「デザイン時代の到来」。

00年前後から「デザイナーズマンション」という言葉が
広く使われるようになり、
最近はその数もバリエーションもぐっと増えています。

「コンクリート打ち放し&吹き抜け&ロフト」というハードな物件は、
もはやステレオタイプ。古めかしい印象さえあります。
新築なら「ふつうにオシャレで住みやすい」が当たり前になってきました。

さらに、最近は「バイク」や「クルマ」、「ペット」など
ライフスタイルに合わせた個性が売りの賃貸も続々。
9月22日号では、一歩先行くユニークな事例を取り上げました。

もうひとつは、「証券化」。

J−REIT(不動産投資信託)の上場が始まったのが01年。
時を同じくして、大規模賃貸マンションの供給が増え始めます。
9月22日号でご協力いただいた東京建物も、
01年に高級賃貸マンション事業を始めたそう。
当時はまだライバルが少なかったようですが、今や競争激化とか。


しかし、金融危機はリートを直撃(asahi.com)。
ここへきて、時代がまた大きく動いています。


07年度の着工戸数は、例の「建基法不況」で、
賃貸・持ち家ともに大きく落ち込みました。
08年度はどのぐらい取り戻せるでしょうか?
そして、不動産不況と金融危機の影響が現れそうな今後は・・・。


・・・すっかり記事の話題を離れてしまいました。
以下、覚え書き。

7月28日号のレビューで取り上げたのは
CAn(シーラカンスアンドアソシエイツ ナゴヤ)
宇野享さん設計の「太田の長屋/ゼクエンス」。
なんと3000平米の敷地を10戸の集合住宅で使い切る、
というレアなプロジェクトです。

建築における「傑作」は、
ユニークな敷地と理解ある建主を得てこそ生まれるもの。
建築家宇野さんと、オーナー前原さん、そしてこの広大な敷地の出会いは、
西沢立衛さん設計「森山邸」のそれを思い起こさせました。


8月25日号では千葉学さん設計の「WEEKEND HOUSE ALLEY」。
七里ヶ浜の真ん前という絶好の立地にある商業・住宅の複合施設です。
1階に、日本のサーフショップの草分け的存在(らしい)
BLUE HORIZON」が入居し、住宅も週末利用を想定。
取材時すでにコミュニティーが生まれつつあるようでした。


9月22日号の実例は、
都市デザインシステム×東京電力の「月光町アパートメント
aat+ヨコミゾマコト×アールエイジの「TEO/CT7165」
ブルースタジオ×東急電鉄TOP PRIDEの「LIFT」。

アールエイジは、都心の小さな土地を上手に使って、
ユニークな賃貸事業を行っている不動産会社です。
たとえば「TEO」は、「月額家賃5万円台で中央区に住める!」というもの。
ただし、面積は9平米弱という究極の小ささですが・・・。


10月27日号藤村龍至さんの「BUILDING K」。
若手ながら、すでに論客として名前の通った藤村さんですが、
建築作品としてはこれが処女作とか。

頭でっかちで生意気な若者かと思いきや、
語り口も柔らかく丁寧で、すごく感じのいい青年でした。
あとでオーナーに取材したら、
「こちらの否定的な意見にもいやな態度を見せることなく、
 柔軟に誠実に対応してくれた。
 建築家としてだけでなく、仕事人としてすばらしい」と大絶賛。

見習わなければ・・・。

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Wednesday, 29 October 2008

(マンション VS 一戸建て)@都心

とっくに店頭から消えた号の話で恐縮ですが、
「住宅情報 都心に住む」2008年9月号の第一特集
「マンションVS一戸建て 都心の選択」の
編集・ライティングを手掛けました。


企画を受けて最初に頭に浮かんだのは、

郊外ならともかく、東京「都心」部で
「マンションか一戸建てか」迷う人ってそんなにいるの?

という疑問。


そもそも、都心だと一戸建ての供給は限られそうですし
値段だって、マンションよりずっと高いのでは・・・? 


・・・しかし、よくよく考えてみれば、
都心の(特に新築の)マンションは造りもゴージャス。
土地代だけでなく建物にもお金がかかっているから、
合わせ技で価格も引き上がるわけです。

一方で、土地だけなら、
都心に残る古い一戸建てを諸事情で取り壊し、
土地を小分けにして売りに出す例も少なくありません。

そういう小さな土地に、木造で一戸建てを建てれば
鉄筋コンクリートのマンションより安くなる。


実際、記事のために出してもらったリクルートのデータでは、
「都心に住む」が取り扱う13区のうち3区で
マンションの平均価格のほうが一戸建てより高いという結果に。

一戸建ての平均価格がマンションを上回る区でも、そのほとんどで、
両者の数値にそれほど大きな開きは見られませんでした。


思い込みは避けなければいけませんね。


・・・そしてもうひとつ、
この企画を通じて自分の「思い込み」に気付きました。

それは「子育てには、一戸建てが向く」ということです。


子どもの足音は、マンションでは苦情に発展しがち。
過去の取材経験でも「子どもにのびのび走り回らせたいから」という理由で
マンションから一戸建てに移り住んだ、という話をたくさん聞いてきました。


しかし、今度の取材で出会った方は
「子育てのために、一戸建てからマンションに買い替えた」とおっしゃる。


「子どもができたときのために、と一戸建てを買ったけれど、
実際に生まれてみれば、
狭い3階建てでは、子どもを抱いての上下移動がつらい。
しかも、1階の子ども部屋は日が当たらなくて寒かった」


・・・なるほどこれも、都心ならではの「一戸建て事情」と言えそうです。

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Wednesday, 01 October 2008

神無月。

8月は忙しさの余りブログ書きをさぼり、
9月はさぼりグセが抜けないままに過ごしてしまいました。・・・

ご無沙汰の2カ月の間には、
「日経アーキテクチュア」の「レビュー」や秋の「住宅特集」、
講談社の「セオリー」&「セオリービジネス」、
おひさしぶりのリクルート「住宅情報 都心に住む」
日本建築学会「建築雑誌」などに書いた記事が世に出ました。
詳しくは、おいおいご報告してゆきたいと思います。


あっというまに10月。

世間には、、、とくに不動産&建設業界には不況の嵐が吹き荒れています。
なかでも、いつも取材にご協力いただいていた
都市デザインシステムの民事再生法適用には驚きました。
きっと立ち直って、またいい仕事をしてくださると思っていますが・・・。


直接関係するところでは、
建築家支援サイト「PF1」が閉鎖され、
「建築雑誌オールレビュー」が終了してしまったのが残念でした。


今年も残すところ4分の1。
ここらでもう一度、気合いを入れ直さなければ。

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Thursday, 24 July 2008

2008年前半のお仕事(その3)

去年あたりから漠然と
「住宅誌や建築誌以外の雑誌に書きたいな」と思っていました。
しかし、そこは私のこと、「漠然」のまま過ごしていたら・・・・

今年の仕事始め、ほぼ一番に届いたのが、
講談社「セオリー」編集部O氏からのメール。

O氏はちょっと不思議なひとで、
どこからどうしてメールをくたさったのか、未だ判然としないのですが
(このブログからだとは思うものの・・・)

大胆にも(←O氏が)、そのまま3号続けて仕事をさせていただきました。

「セオリー」の関心は、建物よりは、それが建っている街や土地にあって、
そこが私にとって新鮮で、なかなか刺激的でした。

そして、私自身の私的な関心も、そこに近いところにある、
と、改めて思う。

2008年後半のテーマも、そのへんに見付けられる、かも。


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Friday, 18 July 2008

2008年前半のお仕事(その2)

「日経アーキテクチュア」では、昨年から取材を続けていた記事
「集合住宅再生」が3月24日号「住宅特集」に掲載されました。

「一棟丸ごと再生の事業用物件」に絞って4棟を取材。
デベリッパーのモリモトと建築家の青木茂さんによる「リファイン」
ハウスメーカーの規格型アパートをみごとにイメージ一新させた齋藤修一さん、
最小限の資本投下で「残すデザイン」手法を編み出した
スキーマ建築計画・長坂さんのsayama-flat、
東京電力と都市デザインシステムの子会社・リビタによるリノベーション分譲。

なかでもsayama-flatはドイツの「バウハウスアワード2008」
で2位を獲得されたそうです!

なかなか示唆に富む事例が集まったのではないかと、
自負しているのですが。

ほか、「Review住宅」では
積水ハウス自社設計の分譲マンション
「グランドメゾン吉祥寺コート」(4月14日号)
福山の若手・前田圭介さん
「美孔庵/MIKULAN」(5月12日号)。

「日経アーキテクチュア」では集合住宅の取材が続いています。
このあとも、7〜8月に2つほど集合住宅の記事を予定しているほか、
秋の「住宅特集号」も計画中です!


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Saturday, 12 July 2008

2008年前半のお仕事(その1)

あっという間に、今年も折り返してしまいました。

このところ、仕事のご報告をまったくしていなかったので、
ここらでちょっと整理しておきます。

まずは、おなじみ「新しい住まいの設計」の補足から。

1月に始まった新連載「若き建築家のまなざし」は、
ずっと取材したいと思っていた山口誠さん
2年ぶりにお会いした蒲牟田健作さんの記事をもってひとまず終了しました。

70年代生まれの気鋭の建築家に共通していたのは、
既成概念にとらわれない自由な思考。
つねに「原点」に立ち戻って発想しているから、
今までに見たことのないようなかたちがつくれるのでしょう。

また、いわゆる「師匠」を持たない人が多いのは、
時代の特性でしょうか。
次の世代が同じような道を歩めるかどうかわからないけれど・・・。

実例では、
オクトーバーの上田知正さん弓場章史さんの作品を拝見してきました。
弓場章史さんとは初対面。「若き建築家」世代です。
上田さんとはお久しぶり。6月号の表紙を飾りました。


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Wednesday, 04 June 2008

単行本「中古マンション購入×リフォーム」で理想の住まいを手に入れる!

編集協力として参加させていただいた
「中古マンション購入×リフォーム」で理想の住まいを手に入れる―かしこい購入方法から快適リフォーム術まで徹底ガイド (リフォームカレッジ 中古マンション篇)
が、発行されました。

単行本ですが、カラーの実例やドキュメントもあり、
2色刷りのリフォームノウハウ、
中古マンション購入からリフォームまでの基礎知識など
盛りだくさんの内容となっております!

店頭で見かけたら、ぜひお手にとってご覧ください。
ご感想をお待ちしております。




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Thursday, 29 May 2008

IRONHOUSE

「日経アーキテクチュア」3月10日号の取材で、
意匠:椎名英三氏・構造:梅沢良三氏の「IRONHOUSE」を訪ねました。
(すみません、ずいぶん前です)

鉄(コールテン鋼)で構造と仕上げを兼ね、
さらに、サッシも外部階段も鉄、
という徹底ぶりで話題を呼んだ住宅です。

「新建築住宅特集」にも「住宅建築」にも、
「新しい住まいの設計」にも相当の紙幅で取り上げられました。

私の書いた記事も、やはり鉄の話題に終始してしまったので、
ここでは、わざわざ鉄の話はしません。


素材の話題に引きずられて印象が薄くなっているけれど、
実は、素材の力強さと引き立て合う、その空間がすばらしいんです。


世田谷の一種住専に建つ2世帯住宅なので、
地階の容積緩和を利用して3層にしているわけですが、

ここでは、敷地全体を掘り下げているのが、まずユニーク。

まるまるワンフロア分掘り下げることで、
通常の「ドライエリア」とはまったく異なる
地下の中庭(名付けて「アウタールーム」)が出現します。

LDKはこのアウタールームをL字型に囲んでおり、内外に一体感がある。
そこにいると、とても地下とは思えません。

それでいて、地下であるゆえに、
「アウタールーム」の名にふさわしい、屋内的な外部空間が成立しているのです。


玄関を入ると、この地階に向かって吹き抜けが下へと広がるのも、
今まで味わったことのない、新鮮な感覚でした。


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Wednesday, 26 March 2008

「新しい住まいの設計」2008年5月号

と、いうことで、次号が出ました(とっくに)。

連載「若き建築家のまなざし」
広島の谷尻誠さんの次は、京都のアルファヴィル
竹口健太郎さんと山本麻子さんのカップルです。

実は、4年前に竣工したふたりの自邸を
何かのメディアで見かけたときから
ずっと気になっていたのですが、

このたびやっと取材が実現しました。

熱心にご協力くださった甲斐あって、
通常の10ページを12ページに増やすことができ、
たった2ページとはいえ自邸も紹介できました。

そろって京大院卒、それぞれロンドン・パリに留学経験有りと
絵に描いたようなエリート!

だからというわけではないのですが、
ひさびさの「本格派」という印象を受けました。

もっともっと、活躍の場が増えていいユニットだと思います。
ここ数年で化けるかも! 乞うご期待。

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Wednesday, 19 March 2008

「新しい住まいの設計」2008年4月号

ああ、うかうかしていると、次の号が出てしまう・・・

「若き建築家のまなざし」4人目は、広島の谷尻誠さんです。


まだ30代前半なのに実績は40棟以上! 
「数だけはベテランですね」とご本人は謙遜するけれど、
ひとつひとつアイデアが新しいところがすごいんです。

しかも、その勢いが衰えないんですよねぇ・・・。


「仕事は、元気に忙しくしてるところに
 頼みたいものじゃないですか?」と谷尻さん。


むむむ、耳が痛い(^_^;)。


とっても忙しそうなのに、ブログ「サポーズ日和」
こまめに更新していらっしゃいます。

「忙しいのを、ないことにしたくてブログ書いているんです」
と、これも谷尻さん本人の弁。

その意味するところ、分かる気はするけど、なかなか見習えない・・・(^_^;)。


才能豊かで、若くてイケメンで・・しかも気さくでいつも前向き。
とにかく魅力的な人です。

意地悪で知られる私が、こんなに褒めることも珍しいでしょ(笑)。


所員でパートナーの吉田愛さんも溌剌として可愛く、
しかも芯がしっかりしている感じ。
とても素敵なカップルです。


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Tuesday, 05 February 2008

「新しい住まいの設計」2008年3月号

立春も過ぎました。

もう2月、とも思うけれども、元旦を振り返ると遠く感じませんか?
例年、1月はわりと長く感じるのは、私だけでしょうか。

さてしかし、「新しい住まいの設計」はとっくに3月号が出ました。

連載「若き建築家のまなざし」、第3回は、
今まさに日の出の勢いの、長谷川豪さん。
去年30歳になったばかりだそうです!
インタビューでも、打てば響くようでした。
これからどんな活躍を見せてくださるか、楽しみでなりません。

特集の方は、「子育てする家、DINKSの家」。

子どももいないのに、「子育てする家」をふたつ取材してきました。
長いこと、住まいの取材(「≒家族の取材、だと思う)をしてきてみれば、
多少は、「子育てと住まい」を
語ってもいいような気持ちになってるのですが・・・。

・・・あまい?


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Sunday, 20 January 2008

一反もめんハウス

新年早々、風邪をひいてしまいました。
いやはや、体調を崩すほどの時間の無駄はないですね。
必要最小限のことしかできなくて・・・。

「健康第一!」を再認識した初春でした。

と、いうことでblogも出遅れ。

表題は昨年12月24日発行「日経アーキテクチュア」
「Review住宅」で取り上げた住宅です。

上空から見ると、
あの「ゲゲゲの鬼太郎」の人気キャラ、
「一反木綿」に似ているというこの家。
「水木しげるロード」などで観光ブームに沸く
鳥取県境港市にあります。

私はこのまちおこしのことはよく知らなかったのですが、
訪れてみて思い知ったのは「鬼太郎」の人気ぶり。

くだんの「水木しげるロード」は
歩道に妖怪の彫像が並んでいることを除けば、
ごくごくふつうの地方の商店街なのに、
平日の昼間から観光客で賑わっていました。

子供を連れた家族や、
首からカメラをぶらさげたアキバ系だけでなく、
若い女の子同士のグループも多い。
ウエンツ主演の映画の影響でしょうか。

さらに帰京後、この話題を持ち出すと
周囲の男性陣(いい歳したおじさんたち)の
食いつきがいいのにも驚きました。

みんな、そんなに「鬼太郎」が好きだったのか。

「妖怪」が、オトコゴコロをくすぐるのか、
「キャラクター」がいろいろ揃ってるところがポイントでしょうか。


付け加えておくと、境港のまちおこしの成功は、
観光スポットを「つくっておしまい」ではなく、
まちの人々がアイデアを出し合い、
次から次へとイベントや話題を繰り出している点にあるらしい。

取材時、「一反もめんハウス」の建て主さんは
「妖怪検定」受験を控え、準備に余念がないようでした。


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Saturday, 29 December 2007

「新しい住まいの設計」2008年2月号

連載「若き建築家のまなざし」、
第2回は藤本壮介さんの登場です!

藤本さんと言えばすでに「若手」の枠を超えて、
日本建築界のホープ。

けれども、住宅作品はまだ少なく、
今回ご紹介した「houseO」が2作目です。

藤本さんの新作とあって、
あらゆる媒体が競って取り上げていますが、
その発想過程も含めて掘り下げた記事は他にない、はず。

記事の後半では、現在設計中の新作3作のポイントも押さえました。
来年は、住宅も含めて新作が続々できそうな勢い。
楽しみです!

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Sunday, 16 December 2007

コーポラティブハウスはどこへ向かう?

夏から取材を続けていた「コーポラティブハウス」の動向記事。
建築基準法改正のあおりをくらって(?)掲載が延び、
やっと「日経アーキテクチュア」2007年12月10日号で日の目を見ました。

コーポラティブハウスのなんたるか、
自分ではわかっていたつもりでしたが、
いざ取材を始めてみると、話がかみあわないことも多く・・・。

日本のコーポラティブハウスの特殊性。
住まい手としてコーポラティブハウスを選択する意味。
事業としてコーポラティブ方式を採用する意義。
学ぶことの多い取材でした。

そして、この記事を通じて、
日本の集合住宅そのもののあり方について、
もっと追求したいと思うようになりました。

来年に向けてのテーマのひとつです。


この号では、庄司寛さんの「雑司ヶ谷の家」も取材しています。
丁寧につくられた、コンパクトな都市型2世帯住宅です。


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Saturday, 08 December 2007

新連載「若き建築家のまなざし」

さて、
「新しい住まいの設計」は、とっくに新年号が発売されています。

その、2008年1月号から、連載企画が始まりました。
題して「若き建築家のまなざし」。

「若き」とはいったい何歳か。

ワタクシ、勝手に生年'70年で線引きさせていただきました。
おかげで近ごろ、建築家のプロフィールは
生年から見るクセがついてしまった。

ついこの間まで「40代は若造」と言われたこの世界、
つくづく変わったものだと思います。

今は、20代から活躍を始め、30歳そこそこでスターになる人も。
団塊ジュニアの建築ブームが要因なのか・・・
この間の変革をずっと見ているはずなのだから、
いずれじっくり理由を分析してみたいもの。 どうですか>みさちゃん!


さて、連載第1回は初回拡大版。16ページを割いて、
北海道の建築家、五十嵐淳さんにご登場いただきました。

五十嵐さんは、
その「時代の変革」を象徴する存在ではないでしょうか。
名門建築科の出身でも、有名建築家の弟子でもなく、
北海道の端っこ(失礼)、佐呂間町から、彗星のように現れた希有な才能。
海外の賞にも数々輝いて、でも決しておごることのない人柄。
しかも、記事扉のポートレートは俳優のようにかっこいいですっ♪

16ページつくるにあたっては、ずいぶんご尽力いただいたのですが、
少しも煩わしがらずお付き合いいただき、感謝の念に堪えません。

その気持ちをこめて仕上げた記事、
カメラマン・タナカシンイチさんのすばらしい写真を得て、
ひと味違うテイストにできあがったのではないかと自負しています。

よかったら手にとってみてくださいませ。

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Friday, 07 December 2007

日経BP社「巨匠の残像」

「日経アーキテクチュア」誌の不定期連載、
巨匠の残像―「建築」を拓いた17人の遺風
一冊にまとまりました\(^O^)/

私が書いたのは、「宮脇檀」さんの章だけですが、
それでも本の形になるのはやっぱり嬉しい。

しかもこの記事には、個人的に思い入れがあります。
なにしろ、亡くなった方の評伝を書くのは初めてでしたし・・・。

宮脇さんの足跡を追えば追うほど、その生き方に惹かれました。
宮脇さんは、建築家であると同時に物書きでもあった方だから、
その意味でも教えられることは多い。
もちろん、到底手の届かない、遠い星ですが。

最初に書いたときから3年を経て本になることで、
改めて「宮脇さんを思い出せ」と言われているような気がしました。

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Tuesday, 06 November 2007

「新しい住まいの設計」2007年12月号

今年最大の台風の中、無理をおして訪ねた
伊豆高原の「沙羅の樹文庫」。

団塊世代の女性が、別荘の一隅に建てた
小さな私設図書館です。

最初に話を聞いたときは、
お金持ちの奥さまの道楽かと思ってしまったけれど、

とんでもない。

子供たちに本を、おはなしを届けたい、

ひとつの夢を生涯追い続けられるというのは、
それだけでもすごいことではないでしょうか。

図書館を実現するまでの
長く、曲がりくねった道を乗り越えてきた
その行動力も並大抵ではありません。

ご本人は「私は運がよかった」とおっしゃるけれど、
運を引き付けるためには、
まず自分が努力しなければなりません。

謙虚な語り口の中に、
これまで歩んできた人生への自負がにじんで、
こちらの心に深く響きました。

「新しい住まいの設計」12月号に記事を書きました。
うまく表現できていたらいいのですが。


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Thursday, 01 November 2007

「日経アーキテクチュア」2007年10月22日号

日経アーキテクチュア10月22日号の「住宅レビュー」では
仙台のお隣、多賀城市に建つ「ヤエビョウブの家」を取り上げました。

「ヤエビョウブ」とは「八重屏風」。
家の外壁を、八種類の素材を重ねてつくっていることを指します。

主な素材は光を透かす断熱材とFRPで、
外壁全体が外光と樹木の影をほんのり透かすというもの。
通りからの人目を避けつつ採光する工夫です。

最初に資料写真で、この光る壁を見たときは、
「暑さ寒さは大丈夫なのかな?」と疑ったのですが、
開口部が少なく気密性が高いので、冷暖房効率もよいそう。
事実、取材に訪れた日(猛暑だった・・・)も、
エアコンはよく効いていました。

ところで、「多賀城」って「日本三大史跡」のひとつなんですってね。

そういう「日本三大」があるってコトさえ知らなかった・・・。
残る二つは平城京と太宰府、だそうです。

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Tuesday, 09 October 2007

「日経アーキテクチュア」2007年10月8日号

日経アーキテクチュア10月8日号で取材したのは、
以前「新しい住まいの設計」でもお世話になった
河野有悟さんの「東京松屋UNITY」。

「江戸からかみ」の版元である東京松屋
自社ビル兼賃貸マンションとしてつくった建物です。

建築については本誌をご覧いただくとして、
ここでは「江戸からかみ」について聞きかじったことを
お伝えしたいと思います。

京都発祥の公家好みの「からかみ」は、江戸に持ち込まれることで、
新しもの好きの町人文化の洗礼を受けました。

雲母(きら)刷りや金銀の泥引きなど、
新しい手法が次々と取り入れられます。

何代もに渡って版木を継承してきた京からかみに対し、
度重なる火災と震災で版木を消失した江戸からかみは、
より大判の版木を開発してきました。

ゆえに、南蛮更紗のような連続模様も得意です。

先般、東京松屋は、岐阜の旧家に疎開していた
古い版木を発見したそうです。

伝統の再発見。ひとごとながらワクワクします。

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Thursday, 04 October 2007

「EXE」vol.10

普請道楽。


そんな言葉を思い出しました。

「EXE」最新号で取材した、伊豆の別荘。
彫刻をつくるように建築をつくる、という発想なんです。

「住み心地より見た目!」

断言できる人は、滅多にいるものではありません。

建て主はたぶん団塊世代のアートディレクター。
お話の中には超・有名クリエーターの名前が次々登場し、
バブルの頃を思い出しました。


もう一軒は、GW中に取材して、
このたびやっと日の目を見た軽井沢の別荘。

こちらも建て主はパワフルな団塊世代の某・有名外資企業の社長さん。

なんだかんだいっても、団塊は強いです・・・。


こうした、社会のトップランナーの住まいを訪ね、
その刺激的なお話を伺う機会を与えてくれた「EXE」誌。

残念ながら今号で休刊です。

少人数編集部で、いつも多忙を極めていたみなさま、
お疲れ様でした。

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Friday, 28 September 2007

「新しい住まいの設計」2007年11月号

「行列のできる建築家スペシャル」の取材で、
建築家・岸本和彦さんと再会しました。

確か、今年最初の取材が、岸本さんだったはず。

お話を伺うのも、もう3度目か4度目になりますが
それでも、話は尽きません。

以前にも書いたように思いますが、
岸本さんは、とてもオリジナリティのある建築家です。

自分自身の深いところから発想を生んでいる、
見た目の形態ではなく、
そこから人間が受け取る感覚をイメージしている。

表面に現れる印象は、和風だったりするんですが、
決して「和」を念頭に置いて設計しているわけではない。

こういう建築をつくる人は、ちょっと他に見当たりません。

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Saturday, 22 September 2007

NIKKEI NET「リフォーム業界の動向」

日経新聞社が年に1回開催する「日経リフォーム博」。

毎年、このタイミングに合わせて、
ウェブサイト「日経住宅サーチ」のリフォームコーナーで特集記事を組みます。

その中の「業界動向」欄を担当して3年目。
先日、新しい記事をアップしました。

「これからはリフォームの時代!」と言われてから
もう何年も経つような気がしますが、

そもそも工事単価が安く、利益の薄い業態。
残念ながら、順調に伸びてきたとは言えそうにありません。

しかし今年は団塊世代の大量退職時代を迎え、
「今度こそ!」という期待が膨らんでいるよう。

各社、単価の大きい「全面リフォーム」のパッケージを
一斉に発売しています。

さて、予測通り、団塊ニーズは伸びるでしょうか・・・?

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Monday, 03 September 2007

「都心に住む」2007年10月号

「都心に住む」2007年10月号で、第2特集を書きました。

タイトルは
「今、間取りはどこまで自由になった?」

「都心」なので、マンションの、間取りのことです。

で、問いの答えは・・・


率直に言って、今までの「田の字」一辺倒の状況に
「やっと風穴が開き始めた」ってところでしょうか。

記事で事例として取り上げたのは、超高層マンションに
オーダーメイドマンション、コーポラティブハウスで、
そこは相応に「自由」といえるのですが。

取材中にあたった間取りの大半は、まだまだ、相変わらずでした・・・。

それでも、「キッチンのツーウエイ動線」とか「引き戸が増えた」とか
細かい部分には、流行か進化か、変化の兆しが感じられます。


私にとっての収穫は、ひさびさに、
大手デベロッパーの設計担当者にお話を聞けたこと。

集合住宅に詳しい建築家、
渡辺真理・木下庸子さんのお話も示唆に富んでいました。


日本の集合住宅って、国際的に見てかなり特殊なあり方ではないでしょうか。
その裏側には、どうやら、そもそもの発展事情や、
建築制度・所有形態の問題がありそう。
もちろん、お金の流れ方も。

疑問がざわざわ湧いているのですが、
なかなか追求できず、歯がゆい思いをしています。

いずれそのうち、どこかほかの企画で。

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Friday, 24 August 2007

楽天不動産で連載始めました。

今年はなぜか集合住宅を取材する機会に恵まれています。

この夏も、デザイナーズ賃貸、コーポラティブハウス、
そしてコレクティブハウスと立て続け。
珍しく、分譲マンションも取材しました。

その資料として、R社(笑)のフリーマガジンを集めたり、
分譲マンションのパンフレットを取り寄せたりしていたところ、

今度は
「マンションの設備についての記事を書いて欲しい」
というご依頼をいただきました。

偶然とはいえ、与えられるテーマが連鎖するのはありがたいことです。
効率がいいし(笑)私自身の理解も深まる。

今週水曜日から掲載しています。
月1回更新・全3回の予定です。

楽天不動産「よくわかる住まい講座」

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Monday, 23 July 2007

「新しい住まいの設計」2007年9月号

今年何度目かの、関西への旅の成果ができあがりました。

「30代の家」は、「新しい住まいの設計」の人気企画だそうです。

私が伺った2軒は、同じ30代でも対照的なプランといえそう。

すでにお子さんがいらっしゃるかどうかで、
家づくりの発想は変わるのかもしれません。

川添純一郎さん設計の建物は、
ジグザグな平面プランがユニーク。
でもその「ジグザグ」にはちゃんと理由があるんです。

いっぽう林敬一さん設計の建物も、形状はシンプルな箱型だけど、
崖地に建っていて、あまり類を見ない仕上がりです。

双方に共通しているのは、
ご家族の住みこなしのうまさ。

今の30代って、ほんとに、
モノを厳選して暮らすセンスに長けている。
小さなお子さんがいてさえ、
およそ生活感がないほどに
すっきり片付いているのに驚かされます。

詳しくは、本誌を。

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Saturday, 21 July 2007

「日経アーキテクチュア」2007年7月23日号

今号の「日経アーキテクチュア」は「ドバイ特集」。
表紙タイトルも明朝体で、いつもとは違う雑誌みたいです。

灼熱の砂漠に、にょきにょきと建つ最先端建築群。
いろんな意味でアツい特集の間に挟まれる格好となった、
「住宅レビュー」を担当しました。

薩田英男さん&鹿野正樹さん設計の
「白山通りのいえ」を取り上げています。

青空を背に、イチョウの緑に包まれた土色の建物は、
今号の一服の清涼剤となりました(笑)。

ワンフロア13坪(うち4坪分は階段とエレベーター)で
7層という、文字通りのペンシルビルですが、
人の手で仕上げられた左官の外壁は表情豊かです。


薩田さんと鹿野さんは、
ともにヴェネツィア留学経験を持つ建築家。

鹿野さんが語ってくれたことによれば、
この建物にも、ヴェネツィアのイメージが投影されているそう。

幅員40mの白山通りをグラン・カナル(大運河)に見立て、
アルターナ(物見台)を持つ、塔のような住宅・・・。

そう思って改めて建物を眺めてみると、
最初は和風に見えた外観に、
イタリア中世のイメージが重なってくるから不思議です。

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Tuesday, 17 July 2007

「EXE」vol.9

「EXE」は大人の男性、それも高額所得層の読者を意識した雑誌なので、
巻頭の実例も、他の媒体とはちょっと毛色の違う取材先が選べます。

それは、何も、建物にお金がかかっている
(かかっているのも多いけど〜〜)、
ということではなくて

住む人の哲学が感じられる家、とでも申しましょうか。

とはいえ、取材先を探すときは、
まず(家の)見た目から入ります。

こっちが「哲学がありそうだ」って感じただけで、
住む人が哲学を持ってるかどうか、
ほんとのところは、ご本人にお会いしてみないとわからない。

ところがですね。私に見る目があるっていうか(笑)。

これまでハズレはありません。

取材のたびに
「世の中にはこんな人もいるんだなあ(もちろん、いい意味で)」
と感じ入るばかり。
個人的にも刺激を受けるし、原稿を書いていてとても楽しい。
ライター冥利に尽きます。


なかでも、最新号vol.8の特集「週末別荘で当たり前に過ごす」で
取材させていただいたFさんは、、、すごい方でした。

ここで詳しくは書けないけれど、その一端は
記事をお読みくだされば、
感じていただけると思います。

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Tuesday, 26 June 2007

「新しい住まいの設計」2007年8月号

「新しい住まいの設計」最新号の特集は、
アウトドアリビングです。


家を建てて、南面の掃き出し窓にウッドデッキを設置。
そこにテーブルセットとパラソルを置いて
バーベキューセットを買って・・・

なんて定型がありますが、
実際には、あまり使われていないでは・・・と思います。

室内外に段差があるだけでも、出入りってけっこう億劫なもの。
履き物を取り出したり片付けたりするのも面倒です。

実際にデッキに出ないまでも、
それを部屋の中から見たとき、
視覚的な広がりを生む効果があればまだしもですが、
デッキに面した窓に
常にレースのカーテンがひいてあるようでは意味がない。

とはいっても、街中だとどこかしらから人目があるから、
開け放しておける環境のほうが珍しいと思います。


室内との関連が十分に考えられていること。
スムーズに出入りできる工夫があること。
人目を気にせず過ごせること。

以上が「アウトドアリビング」の必須条件でしょうか。


今回私が取材した家は、
もちろんどちらもこの条件を満たしています。

峠一雄さん設計の丹羽邸は、
大阪府南部の密集地に建っているのですが、
デッキはフェンスに囲まれた中庭。

引き戸を開け放てば
ダイニングと「続き間」のように使えるのがミソです。

図面を見たときは、
「建物の北側に庭があるなんて珍しいな」と思いましたが、
実際に訪れてみると、適度に日陰ができて居心地がいいし、
室内から見たとき逆光にならないので眺めとしてもきれい。

北向きの庭、かなりいいかも。


佐藤浩平さん設計の小森邸は、
目の前が古墳! という絶好のロケーション。
とはいえ前面道路はけっこう交通量が多いのです。

うまいな〜、と思ったのは、
建物自体を高くして、道路面にデッキを設ける配置。

室内に対しては目隠しになるし、
デッキの上に立つと通行人を見下ろす感じで
向こうからの視線はあまり気になりません。

このデッキは玄関へのアプローチもかねていて、
家中いろんなところから出入りできる。
動線として便利なので、
必然的によく使うことになるだろうと思います。

ありそうでいて、
これまで見たことのないプランでした。

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Monday, 28 May 2007

「日経アーキテクチュア」2007年5月28日号

「日経アーキテクチュア」の仕事で、
大江戸線飯田橋駅や、つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅などの
設計で知られる渡辺誠さんが、
国内で初めて手掛けた個人住宅を取材しました。

延べ面積500平米を超える3世帯住宅。
外壁や床の間、キッチンは御影石で、
その表面には繰り返し、波状のモチーフが現れます。

コンピューターを駆使した3Dのデザイン、
それをひとつひとつ、人の手で削り出す途方もない工程。
個人住宅のために、ここまで手間暇をかけていることに、
まず驚いてしまいます。

そしてその、一見、前衛的な姿にもかかわらず、
使い勝手のこまかいところまで
気配りが行き届いていることも驚き(失礼)でした。

いつも思うことですが、こういう住宅作品は、
建築家と建て主の希有な出会いがあって
初めて生まれるものですね。

残念ながらここに詳しく書くことはできませんが、
建て主の女性の人柄も、強く印象に残りました。

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Tuesday, 22 May 2007

「日経ホームビルダー」2007年6月号

初めての「日経ホームビルダー」誌の仕事で、
久しぶりに工務店を取材しました。

それぞれ埼玉県の鴻巣市と、春日部市に本拠を置く2社。
どちらも、強い信念を持って、
誠実に家づくりに取り組む姿勢に頭が下がります。

建物そのものは目を驚かすものではないけれど、
日本の住宅建築を支えているのは、こういう人々なんですよね。

建築家の作品ばかり取材していると
忘れてしまいがちな現状に
再び目を向ける、いい機会でした。

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Saturday, 28 April 2007

「EXE」vol.08

「EXE」も8号目。次号からはもっとブラッシュアップへ
・・・ということで、
これで最終回となる「アート」連載。

オンラインギャラリーの「タグボート」を取り上げました。

リアルのコンテンポラリーギャラリーと提携していて、
作品点数が豊富。
お値段手頃な作品も多く、
「入門向き」「若い人向き」という印象ですが、

コレクターのリクエストに応じて作品を探したり
海外マーケットからのシッピングを代行したりなど
サービスも充実。
いつか利用してみたいものです(笑)。


さて、巻頭の特集は「風呂天国」。

編集部に言わせれば、
なぜか、やっぱり、
男の人がこだわるのは「風呂」なんだそうで・・・

でも、今回私が取材した3軒は、
「風呂」もいいけど、それだけじゃない。

お馴染み「マニエラ」大江一夫さん・泰輔さんの「武庫山の家」N邸。
(マニエラの事例にはほんと、お風呂のいい家が多いです)
ギルド・デザイン、政本邦彦さんの「向山の家」S邸。
河内一泰さんの「colors」A邸。

3軒に共通するのは、建て主が全員「経営者」であること。
「家を建てる」というプロジェクトにも、
おのおのの経営センスが生きているような気がします。

建築家の力をうまく引き出しつつ、
「この建て主でなくてはありえない」
オリジナリティにあふれ、
なおかつ完成度の高い建物に仕上がっていました。

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Monday, 23 April 2007

「新しい住まいの設計」2007年6月号

「新しい住まいの設計」6月号が出ました。

巻頭の「あの建築家ってどんな人」では、
新進気鋭の福島加津也さんにインタビュー。
まだ作品の数は少ないけれど、オリジナリティに溢れた若手です。

集落研究、コミック好き、男だてらに(?)
メイクアップの講習会にだって出掛けていく、
好奇心の旺盛さも魅力。

特集「収納も美しい家」では、その福島さんが手掛けた「I邸」と
ベテラン葛西潔さんの「S邸」を取材しました。

どちらもシンプルな「箱形」の家だけれど、
発想はまるっきり違う。
ぜひ比べてみていただきたいです。

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Friday, 20 April 2007

So-net blog連載始めました

So-net blogで連載を始めました!

blogといってもここと違って
So-netさんにアップしていただくものなので、
ちょっとオフィシャルな感じです。

テーマは「住まいの選択」。

賃貸・購入・新築・中古・一戸建て・集合住宅
リフォーム・リノベーション・コープラティブなどなど・・・

既存のメディアでは分断されがちだったジャンルをまたいで、
私の考えをまとめていきたいと思っています。

更新は週1回。
忘れないようにフィードリーダーに
登録しておいてくださいね〜m(__)m

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Tuesday, 27 March 2007

「日経アーキテクチュア」2007年3月26日号

「日経アーキテクチュア」2007年3月26日号が発行されました。

年に2回(らしい)の住宅特集。
私も取材班に参加しました。

テーマは「オンリーワンの家づくり」です。

「建築はなんだってオンリーワンじゃないの?」
という心の声はさておき(笑)

「“積極お任せ派”(の建て主)が住宅の可能性を開く」
との副題(編集部が付けた)は

なかなかうがっていると思います。

最近の建て主は、みんな建築家の「使い方」が上手。

言うべきことはきちんと言いつつも、
専門家の領域に無闇に立ち入ることはせず、
相手の力を引き出す方法を心得ている感じです。

今回は、そんな感想も、特集内「記者座談会」で
少し述べさせていただきました。

取材のほうは、
根岸俊雄都市建築事務所設計の戸建て住宅「3人娘の家」
スキーマ建築計画長坂常さんの賃貸住宅「haramo S1」
タオ アーキテクツのコーポラティブ「COURT HOUSE」
の3件を担当。

思えばこの頃、ひどい風邪をひいていて、
熱のある身体をひきずるように取材に歩いたのでしたが、
それだけの甲斐はある、収穫を得られました。

原稿を書くのも楽しかった。
なので、出来もけっこう気に入っています。

店頭には売っていない雑誌ですが、
ネットショップでなら一部だけ買えるので、
よろしかったらぜひm(__)m!

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Thursday, 22 March 2007

「新しい住まいの設計」2007年5月号

「新しい住まいの設計」最新号が店頭に並びました。

巻頭の連載「あの建築家ってどんな人?」では、
岸本和彦さんをご紹介。

この取材を含め、昨年から今年初めにかけて、
立て続けにお話を伺う機会があったのですが、
若手の中でもユニークな存在だと思います。

考え方にも作品にも、
オリジナリティがあると言えばいいでしょうか。
岸本さん自身の体験の、深いところから汲み出す何か。

狭い空間ならではの快適さ。
ただの観賞用でなく、ちゃんと生活に生きる庭。
どこか懐かしくて、居心地のいい家をつくる建築家です。

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Saturday, 17 March 2007

今年初めての関西へ。

ひさしぶりに関西に行ってきました。
数えてみたら4カ月ぶり、今年初めてです。

行き先は宝塚で、私にとってはわりと馴染みのある方面。
お天気も上々で、気持ちのいい取材になりました。

宝塚や西宮あたりの高台では、
ところどころ、遠く神戸や大阪中心部まで、
ずう〜〜っと家並みが連なる眺望が開けます。

住宅地のこういう景色は、
もしかしたら関西にしかないものかも。

新旧・高級住宅街・庶民派それぞれに、
関西各地には独特の住宅文化があるように思います。

いつも取材地と東京とのピンポイント往復だけど、
次からは少しはゆっくり、周辺を見て回ろうかな、
と考えているところです。


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Tuesday, 06 March 2007

「新しい住まいの設計」2007年4月号

「新しい住まいの設計」はとっくに2007年4月号が出ております(^^ゞ

連載「あの建築家ってどんな人?」では
米倉拓生さんをご紹介しました。

米倉さんの作品は、これまでもたくさん見てきました。
どれも奇抜なところはまったくないのに、
米倉さんにしかつくれない、特徴のある住宅なんです。

その「米倉スタイル」「米倉工法」は、いかにして生まれたのか。
私自身、初めてつっこんでお話を伺うことができました。

米倉流・OJTも、とてもユニーク。
キャリアの積み方の一例として、建築に関係ない人にも参考になるのでは。

特集は「キッチン&バスルーム」。

米倉さん設計のコンパクトな2世帯住宅と、
大阪の田頭健司さん設計の一木邸を取材してきました。

さらに、番外編で、バスルームと言えばこの人、
マニエラ建築設計事務所・大江一夫さん設計による全面改築も。

マンションを買うつもりだった若い夫妻が、
高台の高級住宅地にモダンな一戸建てを持つに至った経緯とは!?

いろんな意味で、大胆な決断でした。強運でもあったと思う。
この号の、表紙に載っているお宅です。

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Tuesday, 27 February 2007

「EXE」vol.07

2月20日、7号目の「EXE」が出ました。
ついに2年目に突入! パチパチパチ\(^O^)/ 


アートの連載は、ちょっと目先を変えて、
建築空間とのマッチングに力を入れるオリエ・ギャラリーへ。

むかあし、NIKKEI NETで取材させていただいた
画家の髙津奈巳さんと久しぶりにお目に掛かりました

髙津さんの絵の特徴は、その色合いの、なんともいえない美しさ。
Webや印刷では正確に再現できないので、
ぜひ実物に接していただきたい。

ご本人が、住空間を意識して描く、とおっしゃるとおり、
目に心にやさしく、誰にも受け入れられやすい作品だと思います。
ちょっと張り込みたいときの、結婚祝いや新築祝いにもおすすめです。


巻頭の実例では、
プライム・西島正樹さんの「さざなみの家」と、
AMO・篠崎好明さんの事例を取材。

記事タイトルは「自分だけの時間を愉しむ」となってますが、
企画をすすめるうえで意識したのは「音楽」です。

西島さんのほうは、ばりばりのロック!&ジャズ。
建て主さんがほぼ同世代なので、
そのコレクションには、懐かしいレコードやCDが並んでいました。

篠崎さんのほうは、クラシック、&ジャズ。
アンティークの真空管アンプが奏でる音は臨場感に溢れて、
まるでそこに演奏者がいるような、温もりが感じられました。


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Saturday, 24 February 2007

「日経アーキテクチュア」2007年2月12日号

前回、「立ち読みしてね」と書いたばかりなのに、
これは店頭には置いてない雑誌、日経アーキテクチュア

巻頭の連載、「close up 住宅」で、
SOCIUS・岩間隆司さんの「コトノハ舎」を取材しました。

特別、目を驚かすところがあるわけではない、
シンプルそのものの端正な箱形の住宅ですが、

中に入って驚かされるのは、
ワンフロア8坪に満たない小さな建物の中に、
成人した息子さんを含む家族3人の生活空間と
コピーライターのご主人の仕事場が
過不足なく納められていること。

延べ床面積にして73.7平米は、
ファミリータイプのマンションにしても
大きい方とはいえないでしょう。

それなのに、明るくて気持ちいいのは
トップライトとスリットを多用した開口部と
そこから採り入れた光を家中に行き渡らせる工夫。

小さいけれど狭くない、
居心地のいいお住まいでした。

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Wednesday, 21 February 2007

「新しい住まいの設計」2007年3月号

このブログは「業務日誌」だというのに、
このところ、仕事の話から遠ざかってしまってました。

今年からは、カテゴリ「業務月報」のスタイルを変えようと思います。
「今年から」ったって、もう2カ月過ぎましたけど・・・。

やっぱり、仕事が世に出るたびにお知らせしなくっちゃ。
・・・ったって、この号はもう店頭から消えてしまいました。反省。


で、2007年1月21日発売、「新しい住まいの設計」3月号。

特集テーマは「30代の家、50代からの家」。
私が担当したのは「30代の家」2件。トシが近いしね・・・(*^^)v

田井幹夫さん設計の酒井邸、そして矢敷潤さん設計の古村邸。

ひさしぶりにお会いした田井さんは、
フランス・オルレアンの「アーキラボ」帰りで(去年の話)、
話が弾みました。
建て主の酒井さんは、本当にすてきなご家族。
しかも写真映えして、雑誌的にもありがたかったです。

矢敷さんは、独立後まだ日の浅い、新進気鋭。
インテリっぽい雰囲気を漂わせつつ(事実インテリですよね)、
人当たりは柔らかく温かく、
取材の応対にも真摯な姿勢が印象に残りました。

建て主・古村さん夫妻は、
「たまたま分譲マンションの抽選に外れた」ことをきっかけに、
自らの住まいについて考え直し、
「土地購入→建築家と一軒家をつくる」
という結論にたどりついたそう。
いろいろ示唆に富むお話をしてくださいました。


さて、今後は、「サイトアップ!」「好評発売中!」の
お仕事を順次ご報告していくつもり。
立ち読みしてね。
できれば買ってね〜〜 m(__)m !

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Saturday, 30 December 2006

2006年12月のお仕事

ご縁が続くときってあるものですね。
先日集合住宅「KINOWA」のオープンハウスで、
ほぼ1年ぶりにお目に掛かったKaデザインの山本健太郎さんに、
またお会いすることができました。

記事は、日経アーキテクチュア12月25日号
「仕事をつかむ住宅設計事務所」。

今月4日に取材して、25日には本になる。
このスピード感が、隔週刊です。


「新しい住まいの設計」2007年2月号は
「家事まで楽しくなる家」。

先月に引き続き、岸本和彦さん設計の
安倍邸を取材しました。

竣工して1年ぐらい経っているのですが、
汚れやすい白い家なのに、とにかく、きれい!
レンジにも油汚れひとつない。
「料理してないんでしょ、って言われるんですよね」と語るのは
これまたモデルみたいな美人の奥さま。
とんでもない、お料理の腕も相当なものとお見受けしました。

隅々まできれいに保つ秘訣は、
「汚れる前に掃除する、汚れたらすぐ掃除する」
奥さまのこまめさにあるみたい。
「とにかくいつも手を動かしてますよ」とはご主人の観察。

そのとき「なるほど〜〜」と感心したことを、
今日、しみじみと思い出しました、
大掃除。
やってもやっても終わりません〜〜(>_<)。


さて、今月は「EXE」vol.6も発行されました。
巻頭は「絶景住宅」。
今回はちょっとがんばって3軒行ってきました。

ESPAD環境建築研究所・藤江通昌さん設計の
「CUBE28°」は高さ9mもある吹き抜けの、
窓いっぱいに富士山を望む家です。

撮影予定日前日は大雨、果たして富士山は見えるのか!? 
とやきもきしましたが、
当日はなんと初冠雪! という大幸運。
来年は、何かいいことありそうな♪

残る2軒は、
カクオ・アーキテクト・オフィス、松村佳久男さんの京都「八瀬の家」と
谷尻誠さんの横浜「登り窯の家」。

松村さんとは初対面ですが、
時流に流されない、クオリティ重視の建築家、という印象。
でも、気さくで親しみやすいお人柄です。
しかも、建て主さんの意見を尊重するタイプと推察しました。

谷尻さんの作品は今年5月以来。
ご本人のファンなのでお目に掛かりたかったけれど、
なにぶん遠方ゆえ無理でした。
こちらはきっちり悪天候に祟られ、再撮に。
建て主の奥さまが気持ち良く応対してくださって、
ありがたかった!

とはいえ、3軒のうち唯一近場(横浜)だけ
お天気が悪かったのは不幸中の幸い。
今年はとにかく、
晴天の少ない年だったという印象が残っています。


そして、今年最後に世に出た仕事は、恒例「NIKKEI NET」のお正月企画
今年話題の「教育」がテーマです。

かねがね、
「一戸建て(マンションでなく)取得の三大動機」は
「子ども」「自動車」「ペット」ではないかと睨んでいる私。
ずっと念頭にあったテーマのひとつなので、しぜん、力が入りました。

お正月企画を担当するのも、これで5年目。
運営の日本経済新聞社電子メディア局は来年分社するそうで、
何か変化が起きるかもしれません。

さてさて、長くなりました。
今年の総括は、明日大晦日に。

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Sunday, 03 December 2006

2006年11月のお仕事

2ヶ月先表示の「新しい住まいの設計」は、
早くも2007年の1月号が発売になりました。

今回は「木の家」特集です。

「木の家と言えばこの人」という建築家は何人かいますが、
若手女性建築家では、なんといっても松本直子さん

今回取材したのは自邸ゆえ、そのこだわり方もひとしおです。
圧巻は、5種類の木のモザイク壁。
樹木ってほんとうにそれぞれ個性的なんだなあ、と再確認しました。

もう一軒は、アトリエ・チンク建築研究所、岸本和彦さん設計の平野邸。

30坪ほどの敷地に3棟の小さな建物を建て
真ん中を、庭に囲まれた東屋みたいな
「茶の間」にするという、ユニークなプラン。

こういう庭のつくり方があったんですね〜。

「僕が設計すると、建ぺい率はたいてい余るんですよ」
という岸本さんの言葉が強く印象に残りました。


さて今は、4月号!の撮影中です。
新しくできたサイトに取材風景が掲載されました。
私の後ろ姿も・・・)

月刊誌やってると、なんだか早くトシ取らされる気がする・・・


日経住宅サーチは、12月14日から始まる
「日経住まいのリフォーム博」に向け、リフォーム記事を充実中。

私も、リフォーム業界の動向を1年4ヶ月ぶりぐらいに更新しました。
思えばこの一年、リフォームの取材をあまりしていなかったので、
情報収集にちょっと苦労しました。。。

ほか、リフォームの資金計画
リフォームをめぐるトラブルとその対策もアップしています。

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Thursday, 09 November 2006

2006年10月のお仕事

「新しい住まいの設計」12月号は、
すっかり定番企画となった「ローコスト住宅」。

このテーマ、バブル期以前の住宅誌にもあったんだろうか。
ちょいと遡って確かめてみたくなりました。

私が初めてこの手の企画を手掛けたのは、
たぶん、バブル崩壊後まもない頃のリクルート「月刊ハウジング」。
当時のお題は「2000万円台」だったけど、
それでも事例探しにはずいぶん苦労したものでした。


さて、今回「1000万円台でシンプルな箱の家」で取材した家は
宮崎の気鋭の若手蒲牟田健作さん
前号に引き続き石川淳さん
「木箱の家」でお馴染みの葛西潔さん
かつて「リフォームの匠」としても名を馳せた瀬野和広さんの4軒。

建築家が1000万円台の家を建てるなんて、
かつては考えられなかったと思うけど。

今はわりと当たり前です。

「建築費だけで予算1500万円あれば、
特に“ローコスト”とは思わないですね」
という同じ台詞を、何人かの建築家の口から聞きました。

うーむ。

ローコストゆえのおもしろさもあるし、
ローコストでもかっこよかったりする。

よろしかったら、ぜひ誌面を。


日経アーキテクチュアの連載「close up住宅」では
杉浦英一さんの「立体・田の字の家」を取材。

「階」の概念のない、螺旋状のフロア構成もおもしろいけれど、
なんといっても驚きはテント生地の屋根。
ほんのり光る膜に覆われているような感覚です。

実は雨の音がうるさかったりするそうですが、
「それもおもしろがれればいい」と、
さらっと語る建て主ご夫妻が素敵でした。


「EXE」連載「アート」では
タカ・イシイギャラリーの石井孝之さんにインタビュー。

アートシーンでは、「写真」はわりと
メジャーな位置にあるような気がしていたけれど、
マーケット(特に日本の)では冷遇されてきたらしい。

意外でもあり、「なるほど」とも思い。

動画もあって、デジタルも普及して、では、これから写真は・・・?

表現の手段にこだわることに、もう意味はないのかもしれないけれど。

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Sunday, 03 September 2006

2006年8月のお仕事

出会いと別れの季節、といえば、ふつうは春を指すのでしょうけれど
ここ数年来、私にとっては夏です。この時期、なぜか必ず何かが起きる。

スタートしてもうすぐ4年の「NIKKEI NET」内住宅サーチ「LivingStyle」。
8月からまとめ役が交代なさいました。
Webの仕事では、担当者同士顔を合わせる機会はほとんどないのですが、
4年間、毎月毎月お世話になってきた方。
メールで励まし合った思い出もあり、感慨浅からぬものがあります。
また、いつかどこかでご一緒できることを祈っています。

「新しい住まいの設計」10月号の取材では、ちょうど1年ぶりに
名古屋のNOV建築工房の酒井宣良さん
お目にかかり、巻頭の紹介記事を書きました。

建築家は個性的な人が多いので、
作品でなくご本人を紹介する記事を書くのも楽しい。
とくに酒井さんは、今時珍しい、豪快で、
なおかつ親しみのある素敵なキャラクターです。

京都の吉川弥志さんには、このところ
立て続けに取材させていただいています。
取材は一期一会に終わることが多いのですが、
回を重ねれば、お人柄にも少しは近づける気がします。
吉川さんはときどきこのブログものぞいてくださっているとか。
次号では、これまで露出の少ないご自邸も、少し紹介する予定です。

京都へ行ったついでに、以前から一度お話を伺いたいと思っていた
メガの長坂大さんにもお目にかかることができました。

もうひとつの取材では、APS設計室の半谷仁子さんの作品を訪問。
ご本人にはお目にかかれませんでしたが、
素敵なご家族に歓迎していただきました。

この夏は、再会の季節でもありました。
2年、3年とご無沙汰していた編集部から、なぜか立て続けにご連絡をいただいたり。
建築雑誌オールレビューに、かつての同僚・今井早智さんが加わったり。

秋に向かって、確実に風が変わっていることを感じます。
今年も残り3分の1。

少し、ピッチをあげていかなくては。

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Saturday, 12 August 2006

2006年7月のお仕事

オレンジページから「リフォームの本vol.2」が出ました。

リフォームの本 vol.2

オレンジページ


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わたしは「耐震リフォーム」12ページを担当。

かなりのボリュームだけど、「オレンジページ」だけに
あまり小難しい感じにはしたくない。

まとめ方としては、わりとうまくいったと、
自分では思ってるんですが。

「新しい住まいの設計」9月号は「収納力抜群の家」。

COGITEの蒲牟田健作さん設計の佐藤邸、
space fabricの東信洋さん+東美紀さん設計のA邸、
河野有悟さん設計のM邸
を取材。

雨の宮崎に取材に行ったのが、遠い昔のことのように思えます。。

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Sunday, 09 July 2006

2006年6月のお仕事

「リビングエグゼ」の3号目が出ました。

GW中、那須に神戸にと旅して撮った実例は

椎名英三さん設計の「星居」、そして
マニエラの大江一夫さん設計の「リエゾンハウス」。

天候には祟られましたが、どちらも建物に力があるので、
なかなかいいページに仕上がったのでは、と自分では悦に入っています。

アートの連載は、「中国現代アート市場」について東京画廊
田畑幸人さんにお話を伺いました。
天安門事件の直前から中国のアートシーンに関わっているという田畑さん。
パワフルな印象のギャラリストです。


「新しい住まいの設計」8月号は「30代で建てた家 VS 50代から建てる家」。

私は「30代」の3軒、
スタジオ・ノアの森信人さん設計の清水邸、
OCMの大島健二さん設計の久米邸、
金子勉さん設計の高島邸
を取材。

同じ30代とはいえ、それぞれ家を建てた経緯や考え方に違いがあって、興味深い。
いろいろ考えさせられました↓↓↓


この月はなぜか久しぶりに古巣リクルートから声がかかり、
「都心に住む」で特集の結びの座談会を担当しました。

「マンションの間取り」について、
建築家やデザイナーに語らせるというものなのですが、
正直、その企画にはちょっと無理があった。

たった4ページ(1ページはタイトル写真なので実質は3ページ)の記事ですが、
編集部との意見の擦り合わせから人選、日程調整、対談本番から原稿への落とし込みまで、
かなり苦労しました。

建築雑誌オールレビューで細野透さんからも

「フレキシブルな間取りを持つ住戸が見られるマンションは、分譲マンションのリフォーム物件か、建築家が設計したデザイナーズ賃貸マンションにほぼ限られていることもまた事実。」

というご指摘をいただきましたが、

デベロッパー主導でつくられる分譲マンションの間取りと、
オーナー主導の賃貸マンションやリフォーム物件の間取りとの間には、
大きな乖離がある。

どちらにも「デザイナーズもの」はありますが、
前者に関わる建築家と、後者を手掛ける建築家には棲み分けがあると思う。

同時に、前者を求めるユーザーと、
後者を求めるユーザーは、はなから意識が違うのじゃないかと感じています。

「30代で家を建てる」事情が人それぞれであったように
住まいに対する思いも人それぞれでしょうが、

出身地とか年代とか生育歴とか、
住宅への意識に影響しやすいファクターは、いくつか探し当てられそうな気がします。
収入のような絶対的な条件は別にしてもね。
もう少し、掘り下げてみたいテーマです。


ほか、日経アーキテクチュア 「close up住宅」では、
以前日経住宅サーチの連載「TOKYO デザイナーズマンション」でも取り上げた、
リノベーション賃貸住宅「C.U.T」を取材。
社宅から賃貸住宅へのリノベーションは、コンバージョンに近いかもしれません。
2回取材したことで、事業主、設計者、仲介会社、入居者の話を
まんべんなく聞けたのが収穫でした。

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Tuesday, 20 June 2006

2006年5月のお仕事

年刊と月刊と隔月刊と、ときどき隔週刊と……
なんだか近頃、ペースをつかむのが難しくなってきました。

成果も月によって極端。
あれれ、5月はこれだけえ…?


その点、月刊はわかりやすくていいですね。

扶桑社「新しい住まいの設計」2006年7月号。
30代の建築家の特集です。
珍しくも初対面の建築家ばかりで、
うまくそれぞれの個性が表現できたか、気になるところです。


1人目は以前から気になっていた都留理子さん
今回取材した家は、小さな面積の中に多くの要素が詰め込まれていて、
年齢に似ないその「上手さ」が際立っていました。
この家の良さは空間を総合したところにあるので、
写真にはなかなか写りにくい。うまく伝えられたでしょうか。

ところで、最近はパートナーシップの建築家が目立つのに対して、
女性ひとりで頑張っている例が、
前の世代に比べ、むしろ少なくなったような気がします。

チームを組む良さもわからなくはないけれど、
私はどちらかというと、個人で立つ建築家のほうが気になるし、
僭越ながら応援したいと思うのです。

今回の「30代建築家特集」では、私は偶然、そういうタイプにあたったかも。

もう1人の、林敬一さんは、
今(取材時)は所員さえ抱えていないという、「個」の強いタイプ。
といって、ご本人はとても柔らかな雰囲気で、信頼感の持てる方です。
その、おっとりした関西弁の内側に、すごく強い「芯」が感じられました。

最後は、現在30代の建築家の中でも、おそらく最も勢いのある1人、谷尻誠さん

谷尻さんは大勢の若いスタッフを率いているし、
共同名の発表も多いのですが、でも、
やっぱり本人の才能が際立っていると感じてしまう。

相当な数をつくり続けながら、次々新しい発想を生み出すパワー。
スゴイです。


今月は、ほか、日経住宅サーチ。


ちょっと反省。

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Wednesday, 03 May 2006

2006年4月のお仕事

先月に引き続き
日経アーキテクチュア4月10日号の「close up住宅」を担当。

ひとつの住宅を10棟にも分散するという斬新な設計で、
話題の的となっている「森山邸」を取材させていただきました!

記事を見てくださった方たちから「あの住宅、取材したんですね~!」と
羨ましそうな声が相次いでおります。

設計は、かの西沢立衛さん。
妹島和世さんとの「SANAA」の活動で、今や世界的な建築家ですね。

しかし、才能だけではつくれないのが住宅というもの。
「森山邸」は、クライアントの森山さんと、
あの敷地条件抜きには実現しなかっただろうと思います。

思わず、世界の西沢さんに向かって
「いいクライアントに恵まれましたねえ」などと言い放った私に対し、
「本当にそうですよね」と答えた西沢さん。穏やかで感じのいい方でした。


日経住宅サーチ「クリエーターたちの挑戦」4月は建築家・鈴木敏彦さん。

パッケージから都市計画まで、あらゆるスケールのデザインを手掛けてきた鈴木さん。
そのご経験を踏まえて、「スケールの重要性」を語ってくださいました。
私にとっては、今まであまり意識しなかった視点で、目を開かされた思いです。

「住宅」の枠にとらわれず、さまざまなクリエーターとお会いできたこの連載。
残念ながら最終回となりました。

住空間に関わるデザインは、
また別の機会を捉えて取材を続けなければ……。

ファインアートについては、リビングエグゼのコラムに場所を移し、
新たな視点から現代アートの動向を追っていくつもりです。

4月には2号目も発売になりました。

巻頭実例では千葉学さんの「KASHIMA SURF VILLA」、
伊藤寛さんの「階段書庫の家」を取材しています。


一方、扶桑社「新しい住まいの設計」2006年6月号は
「1000万円台の絶品ハウス」。
ローコスト住宅は永遠のテーマですね……。

振り返ればこの号は4軒も担当。
どおりでこの時期、撮影ばっかりしていたはずです。

ざっと並べると…

大阪はWORKS阪本和彦さん・ゆうこさんの稲村邸。
夫婦で設計事務所を営む2人は、30歳そこそこ。これからが楽しみな建築家です。

もう1軒もやはり大阪、吉川弥志さんの古野邸。
吉川さんとは、彼が以前とある事務所の所員だった頃に、お目にかかって以来。
今、関西の売れっ子住宅作家の一人でしょう。

2軒が近畿南部だったのに対し、1軒は京都。角田曉治さんのW邸。

残る1軒は東京で、D3-STUDIO糸井裕構さんの竹中邸。
おしゃれなご家族が印象に残りました。

それにしても、1000万円台でこれだけいい家が揃うなんて…。
バブルの残滓が残る90年代初頭に住宅取材を始めた私には隔世の感、です。

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Saturday, 08 April 2006

2006年3月のお仕事

久しぶりに
日経アーキテクチュアに記事を書きました。

テーマは、滅多に取材できない集合住宅で、
取材先は、いつかお話しを伺いたいと思っていた
ミリグラムスタジオの内海智行さんで、嬉しいお仕事でした。

おんなじように実例取材を繰り返していても、
やっぱり、媒体によって取材できる事例、できない事例、
お会いできる建築家、できない建築家があります。

幅を広げるためにも、
もっといろんな媒体で書けるようにならないといけないな…と
思いました。

そうすると、視野も視点も広がって、
書き慣れた媒体も含めて相乗効果が生まれるはず……なんだけどな(笑)。

日経住宅サーチ「クリエーターたちの挑戦」3月はアーティスト、荒木珠奈さん。

もう、1年ぐらい前からずっと目を付けていたんだけど(笑)、
彼女がメキシコ留学中だったので取材できなかったのでした。

メキシコが好きで、2度も留学したという荒木さん、
いかにもパワフルそうな国に、単身で乗り込み、
ずいぶん旅もしたそうなので、

どんなにかパワフルな女性なんだろうか……
と、思っていたら、

ご本人はとても繊細で、華奢な雰囲気の女性でした。
その内面に、どんな強さが隠れているのでしょう。

彼女の作品には物語があって、やさしさがあってきれいで
多分、誰もに好感を与えるだろうと思います。

子供を意識した美術館やギャラリーへの招待作が多いのも、
うなづけます。


さて、扶桑社「新しい住まいの設計」2006年5月号では
「アルミの家」をテーマに取材しました。

東京大学でも教えるプロフェッサー・アーキテクト、
界工作舎の難波和彦さんに初めてお会いできました。

取材の本題から離れたお話も、示唆に富んでいました!
日本の現代の住宅事情を生んだ背景や、
エコロジカルな住まいとは何か…。

私なりに整理し考えて、もう一度お話を伺いに行く機会をつくるつもりです。
いつ実現するかな……。

ほか、同じテーマの実例で
アトリエ・天工人山下保博さん設計のアルミPC住宅を取材。

そう、以前、「建築家の新作」で紹介したおうち。
「家具が入った状態が楽しみ!」と書きました。

取材当日は補修工事の足場がかかっていたため、
あまりたくさんのカットは撮影できなかったのですが、
手持ちの家具で住みこなしていらっしゃる様子に味わいがありました。

この号の表紙に採用されてます!

もう1軒は
アルミ部材メーカーSUSの社員の方が暮らす実験的な住宅。

造り付け家具や床の間までアルミ製で、
メカニカルな仕掛け満載の、SFチックな住宅。
きっと、お好きな向きにはたまりません!

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Sunday, 26 March 2006

2006年2月のお仕事

バレンタインデーに、
新雑誌リビングエグゼが創刊されました。

私は巻頭のコラムページ「アート」と、実例2本をつくらせていただきました。

大人の、男の人向けの雑誌ということで、
実例もエグゼクティブな単身男性の住まいを撮影。
その方から「LEONの住宅版みたいな感じですかね?」と聞かれました。
わかりやすい形容だけれど、ちょっと違うような…。

マンションも建売も注文住宅もありで選択肢を限定しないところは、
「LiVES」のオトナ版かしら。
しかし、「LiVES」の主力読者と思われる
イマドキの30代男性は住宅に関心が深いけれど、40代以上ってどうなのか?
売れ行き、反響が気になるところです。


日経住宅サーチ「クリエーターたちの挑戦」2月は
「植物がテーマの」デザインチーム、マインドスケープ。

中心メンバーの柳原博史さんと大西瞳さんにインタビューしました。

ロハスとかオーガニックとかブームだけど、
その底流に、「植物」は、ある。
建築でもデザインでも、これからもっと「くる」気がします。

植物フリークのおふたりのお話を伺っていると、
今まで気付かなかった植物の新たな側面が見えてきます。

扶桑社「新しい住まいの設計」2006年4月号では
「バスルーム」をテーマに
atelier A5の清水貞博さん+松崎正寿さん+清水裕子さんチーム設計の山田邸、
岩佐設計工房岩佐周明さん設計の根本邸を、
「2世帯住宅」をテーマに
村瀬アトリエ村瀬充さん設計の村瀬邸を取材。

さらに、巻頭の「あの建築家ってどんな人?」では
弱冠30歳にして30棟もの住宅を建てた実績を持つ気鋭の建築家、
オンデザインパートナーズ西田司さんにインタビュー。
そういえばこのときは、彼の案内で横浜トリエンナーレを見に行ったのでした。

最近は大学での研究やアートなど活躍の幅を広げていて、
すごく忙しそうなのにいきいきと楽しそう。
話をしているとこちらまで元気になります。

これからますます楽しみな若手建築家の一人です。

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Tuesday, 31 January 2006

2006年1月のお仕事

一昨年の暮れに書いた原稿がやっと本になりました。

単著ではなく、一部寄稿です。

絶対失敗しない土地と一戸建ての買い方―欠陥のない安全な家で暮らしたい方に

成美堂出版
小野寺 範男

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もちろん、校正したのは昨年暮れなので
中身は古くありません。

でも、なんかちょっと恐い。


日経住宅サーチ「クリエーターたちの挑戦」1月はアーティスト・大巻伸嗣さんにインタビュー。

作品について実にいきいきと、楽しそうに語る様子が印象的で、
こちらまで嬉しくなってしまいました。
ついつい姉(母?)のような気持ちで応援したくなる
魅力的なアーティストです。


扶桑社「新しい住まいの設計」2006年3月号では
space fabric東信洋さん・美紀さん設計の小野邸、
マニエラ建築設計事務所大江一夫さん設計のK邸を取材。

小野邸はご夫婦に双子の赤ちゃん、夫婦それぞれのお母さまとの暮らし。
K邸は若いご夫婦に小学生の男の子が2人。

どちらもとても仲が良くて、気持ちのいいご家族でした。


建築雑誌オールレビューでは
古巣リクルートの「都心に住む」、自分もたまに書いてる「日経アーキテクチュア」を始め
「CONFORT」「LiVES」などをレビュー。
我ながら勝手なこと書いてます。

我がふり直せよ。


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Saturday, 31 December 2005

2005年12月のお仕事

今年も、いよいよ最後の一日ですね。
昨日まで友人たちと「年末の盛り上がりに欠けるなあ」などと言い合っていたのですが
さすがに大晦日ともなると、なんとなく胸にしんとくる思いがあります。

締めくくりの月の初めには、ムックが出ました。

家づくりの本Vol.4

オレンジページ


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私は巻末の「環境にやさしく、住む人に快適な家づくり」を書いています。
取材したのは夏でした。

この記事に始まって、今年はこのあと何度か、
環境共生や省エネルギーについて取材しました。

正直言って、私自身は日頃あまり省エネを意識しているとはいえません。
よく電気消し忘れるし。
でも、取材を続けているうちに、関心を持たざるをえなくなってきました。
取材者としても。一生活者としても。

恒例の日経住宅サーチ「年末年始特集」
~住まいづくりの新潮流2006~でも、引き続き環境問題を追っています。


今年の流行語ともなった「LOHAS」にかけて、
「ひと・環境計画」の濱田ゆかりさん、武蔵工業大学教授の岩村和夫さんに取材しました。
中身は「LOHAS」という言葉が指すより、ちょっとまじめに、
Health & Sustainability の方向性、展望についてまとめています。
とくに岩村さんの記事では、今後の住宅性能評価の方向についてもご教唆いただきました。

「知る・学ぶ」のタブからリンクをたどれます。
ぜひご一読ください。

来年も、最初の取材はエコ関係になりそうです。
もっと掘り下げ、追いかけていきたいテーマです。


さて、日経アーキテクチュア12月12日号では、
本誌同梱の別冊「商空間デザイン」にて「春秋 ツギハギ」を取材。
かのスーパーポテト杉本貴志さんにインタビューするという
貴重な機会をいただきました。

杉本さんは、私のような無知な取材者に対しても、とてもオープンマインド。
おそらく、相手が誰であっても、態度が変わることはないのでは、と推察します。

質問のいとまもないほど饒舌で、話題は時空を超えて(ホントに)広がっていきました。


これまでアーティストやデザイナー、建築家たちを取材してきて
つくづく思うのは、才能あるクリエーターは、
それぞれ独自の「歴史観」を持っている、ということです。

歴史の流れを見据え、その中に自らを位置づけて未来を創造する。
だからこそ「クリエーター」たりえるのですね。


今年は、「日経アーキテクチュア」のおかげで、
住宅以外の、商業施設や学校建築を取材する機会にも恵まれました。

また、学校建築といえば、「打瀬小学校」や「博多小学校」などの設計で知られる
シーラカンスK&Hの工藤和美さんにもお目にかかれましたし、
日経住宅サーチ「クリエーターたちの挑戦」12月にご登場いただいた
インテリアデザイナー・五十嵐久枝さんも、学校施設のお仕事について語ってくださいました。

子供のいない私には、もはや「学校」など縁遠い施設と思っていましたが、
子供の成長過程と空間、地域社会と学校、教育システムと建築の関係など、
興味深いテーマがたくさん秘められていることに、改めて気付かされました。


扶桑社「新しい住まいの設計」はすでに2006年2月号という表示。
テーマは「都市型 VS 郊外型」です。
今号から、実例のレイアウトが変わり、かなりシャープな誌面になりました。

私は「都市型」すがアトリエ菅正太郎さん設計の事例を取材。
一個のオブジェのような、美しい建物です。
ただ、住み手覚悟の上とはいいながら、冬は寒いだろうな~~。


今月からは、建築家向けサイト「PF1」が運営するブログ
建築雑誌オールレビューにも参加しています。

いつもお世話になっている「日経アーキテクチュア」をはじめ、
建築誌・住宅誌の記事を5段階評価しつつレビューするという、
私にとっては誠に天に唾するような作業……。
毎回どきどきしながら原稿を提出しています。

思えば、ひとがつくった記事をきちんと読み込み、考えるということを
ずいぶんしていなかったような気がする。

自分自身の仕事について振り返るためにも、
とてもいい機会を与えられたと思っています。


今年も約60人(途中から数え切れなくなった)に及ぶ
建築家・デザイナー・アーティストに出会いました。
また、35組の家族を訪ね、その新居を紹介させていただきました。

取材に応じてくださった方たちそれぞれの思いが
記事を通して、少しでも多くの人に届いたことを祈ります。

また、私自身も、このたくさんの出会いをただの一期一会に終わらせず、
より大きなものに育てていきたい、と強く願っています。


よいお年を。

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Friday, 30 December 2005

2005年11月のお仕事

……なんとか今年のうちに今年の回顧を終えられそうです。

11月は日経アーキテクチュア11月28日号から。

「CLOSE UP広場」にて、「COREDO日本橋」
公開空地リニューアルを取材しました。

10月に引き続き、オンサイト計画設計事務所の長谷川浩己さんの設計です。

東京R不動産セントラルイースト東京などのお仕事で、かねがね注目していた
オープン・エーの馬場正尊さんもご一緒でした。

「都市再生」のムーヴメントは着実に広がっているようで、
私としても楽しみに注目していきたいと思っています。


日経住宅サーチ「クリエーターたちの挑戦」では
日本画家、山本直彰さんのアトリエを訪ねました。

「自然が自ら生み出す力を画面に留める」という山本さんの狙いは、
ジャクソン・ポロックのオートマティズムを思い起こさせます。

でも、手法より何より、できあがった墨絵のような迫力のある画面が圧倒的。
ひと目で魅せられ、インタビューに押しかけた私です。

こう言っては叱られそうですが、山本さんご本人も、
シャイでシニカルな「古きよき芸術家」像を絵に描いたような方でした。


扶桑社「新しい住まいの設計」1月号は、「モノがあるのに…片付く家」 
やっぱり「収納」は永遠のテーマなのか。

Smart Running小泉一斉さんと千葉万由子さんが設計したご両親の家
アトリエ・天工人の坂元邸を取材。

どちらも、もちろん収納もいいけれど、
それよりユニークな発想のプランに注目してほしい住宅です

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Thursday, 29 December 2005

2005年10月のお仕事

やっと10月までたどりつきました…
夏場に近畿・東海を走り回った成果がコレです↓

行列のできる建築家名鑑 (2006年版)

扶桑社


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全部で51人の建築家の素顔と実例が網羅されております。
いい本に仕上がっていると思います。

私は9人分書かせていただきました。
タイヘンだったけれども、
住宅だけでなく、建築家の「人となり」を探る取材は楽しかった!

設計に対する思いはもちろんのこと、
クライアントへの接し方、図面の描き方、模型のつくり方、現場との関わり方など
それぞれに独自のスタイルがあるのですね。

打ち合わせし、企画し、実現する、という流れは
建築に限らず、多くの仕事に共通するものです。
そこに確固たる「自分のスタイル」をうち立てた人は強い。

先日、ある建築家が雑誌の寄稿を依頼されて
「設計の手法を応用して取材し原稿を書いた」と言っていましたが、
一度「自分のスタイル」ができれば、あらゆることに応用が利くんですね。

そういえば、
建築家にしてロボットデザイナーの松井龍哉さんにインタビューしたときも
「設計と同じ方法論でバレエの振り付けもできました」と聞いて感激したっけ。

「建築家の仕事術」なんて企画は、いかがでしょーか。


日経アーキテクチュア10月17日号では
特集「平成クライアント列伝」のうち、
星野リゾート社長の星野佳路さんと、立教大学の記事を書きました。
これに併せて「CLOSE UP建築」の「星のや 軽井沢」も取材。

「星のや 軽井沢」は建築・東利恵さん(東 環境・建築研究所)、
ランドスケープ・長谷川浩己さん(オンサイト計画設計事務所)による温泉旅館。
建物もランドスケープも一体として、ひとつの世界をつくりあげようという
今までありそうでなかった試みです。

私は役得で泊めていただきましたが、
温泉好きの日本人としては、露天ぶろまで遠い(敷地外にある)のが難点か。

24時間ルームサービスが受けられる滞在型の旅館、というコンセプト、
ごろりと寝そべることができる、和風のくつろぎソファにはとても共感するけれど
いかんせん私の懐で自腹は厳しいです…

小堺一機似(失礼!)の星野社長は、
その小柄な全身からパワフルなオーラを放つ方です。

受け答えは素早く鋭く、こちらもいい加減な質問は許されない雰囲気。
近頃かなり図太くなった私も、ひさびざに緊張しっぱなしのインタビューでした。


日経住宅サーチの連載「クリエーターたちの挑戦」は
メディア・アートの旗手(と言われると、ご本人は不本意かも…)前林明次さんにご登場いただきました。

これまでの作品は主に「聴覚」がテーマになっています。
視覚によりかかって生きていると自覚する私としては、あまり自信のない領域です。
だからこそ、興味があるわけですが。

今後はもっと幅広く人間の知覚を捉えていかれるよう。
もしかすると、人間の「進化」を目指しているのかもしれません。


扶桑社「新しい住まいの設計」12月号は、
出ました「完全無欠のローコストハウス」! やっぱり売れるみたいです。

一軒はオープンハウスでも拝見したPRIME田辺芳生さんの久が原の家。
オープンハウス時とほとんど変わらぬすっきりした暮らしぶりに驚かされました。

もう一軒は日比生寛史さん設計の世田谷の家。
こちらは、建築家のつくった箱を、みごとにアレンジして暮らす手腕がすばらしい。

それぞれ、建築もさることながら「住み手」に感心させられた取材でした。

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2005年9月のお仕事

広告関係のお仕事は、記事に署名はもちろんないし、
公に「これ私が書きました」と言挙げしていいものかよくわからないので
ここには書かないわけですが。

私がご注文いただく「広告関係のお仕事」とは雑誌の中でも
「純広」と呼ばれる、簡単に言うと「ひと目で広告とわかるもの」ではありません。

雑誌ならば「タイアップ」と呼ばれる「記事風広告」。
ほかに、企業が発行する広報誌やパンフレットに記事を書くこともあります。

できあがった誌面の見た目は、いつもの編集記事のお仕事とそう変わらないのですが、
書くときの気持ちはずいぶん違うし、仕事の進め方も違います。

企業の代弁者になること自体に抵抗は感じません。
私が手がけるのは住宅や設備機器のメーカーさんの広告がほとんどですが、
ものづくりの現場にいる人からは、それぞれ熱意が感じられて、
「この思いを消費者に伝えたい!」という気分になれることがほとんどです。

でも、たま~~に「とりあえずページはおさえてあるけど何入れようか」
なんて広告主もいて、そういうときに限って
こちらの書いたものにもあれこれ注文がつき、ちょっとうんざりします。
「やっぱり、編集の仕事に絞ろうかな…」と思う一瞬です。

愚痴でした。

9月もレギュラーしかないもので。

日経住宅サーチの連載「クリエーターたちの挑戦」は
アーティスト、アラキミドリさんにインタビュー。

実は、アラキさんは私の友人の元同僚。元編集者というアーティストです。
編集者時代から、「同僚にとても才能のある子がいるの」というウワサを
聞いていたのですが、やっぱりアーティストになったのねえ…と感慨もあり。

ご本人はとてもキュートで、その話しぶりからは
「編集者」では納まりきらなかった理由がわかるような
ユニークな個性が伝わってきました。

「元編集者」と思うとつい我が身に引き比べ、
「やっぱりビジュアルのセンスって、才能だよねえ」と考え、
自分のセンスのなさを諦念してしまうのでした(するなよ)。
「作品」としてのページづくり。
私はそんなふうに考えたこと、あったかな。

扶桑社「新しい住まいの設計」11月号は「やっぱり「木の家」が好き!」。

NOV建築工房酒井宣良さんと
広渡建築設計事務所広渡孝一郎さん、早苗さんご夫妻設計の事例を取材。

股旅取材のころですね。

どちらも、ほどよく肩の力が抜けた手練れの作品、という感じです。

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2005年8月のお仕事

世間は仕事納めというのに、ここはまだ夏…。

「8月にした仕事」ではなく「8月に世に出た仕事」をまとめようと思うと
実は思い出すのに骨がおれます。

なぜって、原稿を納めてから媒体に載るまでにタイムラグがあるのに加え、
そのタイムラグの幅が媒体によってまちまちだから。
特に近頃は印刷だけでなく電子媒体の仕事が多いのでなおさらです。

言い訳はさておき。

8月は広告やタイアップの仕事が多く、
ここに書けるのはレギュラーだけになってしまいました。


まず 日経住宅サーチの連載「クリエーターたちの挑戦」は
デザイナー・宮田里枝子さんにインタビュー。

すらりと背の高い宮田さんは、なんと1977年生まれ!
どこかフライトアテンダントを思わせる、すきのない身のこなし、
落ち着いて礼儀正しい言葉遣い……育ちのよさを感じさせます。
つい「とてもいいお嬢さん」という仲人口が頭に浮かんだのは
オバサンになった証拠でしょうか。

しかし彼女は、「素敵なお嬢さん」であるだけではなく
とても論理的、戦略的に自らの仕事を語れる前途有望なデザイナーです。

前回の束芋さんに続き、自分よりはるかに若い女性に圧倒され、
そして嬉しくなったひとときでした。

さて、お馴染み扶桑社「新しい住まいの設計」10月号は「キッチン&バスルーム」。

黒木実さんが設計した、
世田谷なのにほんとにリゾート!! の素敵なお宅を訪問しました。
施主は40歳独身!!のスポーツショップの社長さん。
ご自身で会社を起業なさって、こんな家を建てられるまでに…と思うと
相当のキレ者と拝察しますが、ご本人はのんびりとした語り口の、
気負わない雰囲気の方でした。こういうひとこそ、大物なのでしょう。

もう一軒は、前号でも取材した今野政彦さんのご自邸。
先日「渡辺篤の建もの探訪」にも登場していました。
奥さまの手料理が美味でした!

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Friday, 02 December 2005

2005年7月のお仕事

ついに師走に入ってしまいました。

今年後半の半年分、駆け足で振り返ります。

7月は、東京ビックサイトで「日経住まいのリフォーム博」が開かれました。
これに合わせて日経住宅サーチ - 住宅情報の総合サイトでも特集が組まれ、
私も「リフォーム業界の動向」と、
「テーマ別コラム/リフォームの資金計画、リフォームをめぐるトラブルとその対策」を寄稿しました。

また、取材に協力させていただいた
オレンジページのムック「リフォームの本」も発売になっています。

リフォームの本

オレンジページ


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日経BP社発行「日経アーキテクチュア」7月11月号(800号記念!)では
「夫婦で設計事務所を営むということ」と題し、3組の建築家夫妻にインタビュー。
プライベートな部分にも触れる不躾な質問にも、みなさん快く答えていただきました。

女性と仕事の問題、世代間の違いにも思いが及び、
思わず我が身を振り返ってしまう取材でした。

日経住宅サーチの連載「クリエーターたちの挑戦」は
アーティスト・束芋さんのインタビュー。

「美術家になるつもりはなかった」という彼女。
でも、弱冠25歳で母校の教授となり、今や海外でも注目されるアーティストです。

与えられた課題にひとつひとつ真摯に取り組み、
自分のオリジナリティをどこに求めるか論理的に探り出す姿勢は、
どんな職業の人にとっても示唆に富んでいると思います。

私よりずっずっと若く、華奢できれいな女性なのに、
どこか威厳さえ感じさせ、とても怜悧な印象でした。
しかもすごく礼儀正しい。
「今どきの若いひと」にもこんな女性がいるんですね…。

扶桑社「新しい住まいの設計」9月号は「建築家スペシャル」特集で
大型新人(勝手に命名)今野政彦さんと
若き実力者(これも勝手に命名)西田司さん、
そして関西の「夫婦事務所」若手トップランナー(これまた勝手に命名)
岸下真理さん和代さん夫妻の事例と、3軒取材させていただきました。

どの住宅もすばらしかった。
それぞれ、家族のステージがまるで違っているのも印象的でした。

こういう取材で家族のプライバシーに深入りするのは限界があるけれど、
住宅と家族の関係について、
もっと違う角度で掘り下げる機会、方法はないかと考えています。

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Tuesday, 25 October 2005

2005年6月のお仕事

残暑が長引いたせいでしょうか。
10月も残りわずかというのに、まだ夏を振り返っても許されそうな…?

今年の夏は……、どたばた過ぎました。
その様子は私の股旅ぶりにも表れています…。
↓↓↓
極私的日本地図~私が歩いたまち

「7月を越せば余裕が…」、「8月を越せば…」「9月を…」とか言っているうちに、
…10月に入って本当に余裕ができたら、途端に風邪をひきました(ナサケナイ)。

それやこれやでまたしても、長々更新せずにいたに関わらず、
リブコンテンツの田原さんから「ブログ見てます」なんてお言葉をいただいたり、
同業の 高木良子さんからコメントをいただいたり。

……ぼやぼやしてられません。

で、今更ですが6月分のまとめ(記憶の糸をたぐる…)。…遅れても飛ばしません!

日経住宅サーチの連載「クリエーターたちの挑戦」では
ロボットデザイナーの松井龍哉さんにインタビューしました。

丹下健三・都市・建築設計研究所出身の建築家にして「ロボット」デザイナー。
さてその仕事とは…!? はぜひ本文(バックナンバーに掲載)をお読みくださいませ。
今、大注目のクリエーターです。
視線の先に見ているものとか、視界・視野の範囲が「超えて」ます。
時代を測る目盛りが違う感じ。

そんな松井さんがCI含めトータルデザインした飛行機( スターフライヤー)が来年春から
私の両親が住む北九州と羽田を結ぶことになりました。
むむ…。全日空のマイレージ、どうしようかな!?


扶桑社「新しい住まいの設計」8月号では
アトリエT・K(米倉拓生さん+近藤貴美子さん)と、山隅直人さんの宝塚の事例を取材。
テーマは「ようこそ!家事ラクハウスへ」。

米倉さん+近藤さんの作品を取材するのは2度目ですが、
どちらも「ウエルメイド」という形容が浮かびました。
ミドルクラスのリゾートホテルのような、肩の力の抜けたおしゃれ加減。
一見して目新しく感じるわけではないのに、実は今までに見たことのない家。
もっと売れていいユニットではないかと思いますが、
ご本人たちとしては、ふたりで、手の届く範囲で、こつこつつくっていきたいみたい。


もう一軒は「工作隊」の活動などに注目していた山隅直人さんの作品。
施主の希望をきちんと実現してあげる設計者なんだな、と感じました。
ご本人は、冗談と本気の境目が不明な感じで(笑)、「いかにも関西人」と思ったら名古屋ご出身とか。

しかし、このところの股旅で東海の人びととのお付き合いを深めた私は、
ギャグなのか天然なのかわからないボケぶりは、案外東海圏ノリなかも、と思い始めています……


今月はこんなところ。

なんだか全然働いてないようですが、6月分は違うんです!
広告・タイアップほか、編集記事(クライアントのつかない原稿)でも
署名のないものは、ここでも公表しないことにしているので…

ではでは。
7月分はいつ書けるやら。

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Thursday, 04 August 2005

2005年5月のお仕事

恐ろしいことにブログというものは、
更新をさぼってたって、本人さえ忘れかかってたって
何かしらの検索にひっかかってアクセスされるんですね。
いささか愚痴めいたエントリーをいつまでもトップに飾っておくのは
恥さらしではないか、と思い始めました。


で、今更ながら5月の総括。

少し久しぶりに日経BP社発行「日経アーキテクチュア」で住宅の取材をしました。
5月16日号でMDS一級建築士事務所、森清敏さん&川村奈津子さん設計の「目白の住宅」、
5月30日号ではTKO-Mアーキテクツ、岡村裕次さん&水石浩太さんの「津の住宅」。
「日経アーキテクチュア」は設計者向けの雑誌なので、
一般向けの「新しい住まいの設計」などとは少し視点を変えて書くことができます。

ただ、なんといっても私は建築の専門家ではないので、
技術的なテーマの場合は腰がひけちゃうのが情けないところ…。


これまた久しぶりに、主婦と生活社のムックにも記事を書きました。

小さくても玄関前がすてきな庭になる!―ガーデンデザイン成功実例
主婦と生活社
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私が担当したのは、「力を合わせて夫婦で庭づくり15年!」という記事。
杉並の小さな住宅を取り上げています。
このお宅では、家の前面、すなわち道路面のごくわずかな地面に庭をつくっていて、
それが住宅街の美しいランドマークになっています。

玄関ポーチをとりまく壁にびっしりとプミラを這わせ、
緑色のフレームをつくりあげていたりと、アイデアがまたすばらしいんです。

しかも、時間をかけてじっくりつくり、またつくり変えていく努力にも脱帽。
私などはせっかちだから、すぐに「完成形」を手に入れたくなるのだけど、
庭づくりってそういうものじゃないんですよね…。…家もそうか。

このお宅、実は去年の秋口に取材しました。本が出るまでほぼ半年です。
なぜなら、紅葉の前に撮影しないと、5月に出る本に「青々した庭」を載せられないから。
やっぱりガーデニングの記事は、建物中心の記事とは少しつくりかたが違うんですね。


「日経住宅サーチ」の連載「クリエーターたちの挑戦」では
デザイナーの酒井俊彦さんにインタビュー。
ちょっとシャイでありつつ、クレバーな印象の方でした。
コンセプトワークを得意とする酒井さんの考え方は、
あらゆる仕事に通じるのではないかと思います。

また、扶桑社「新しい住まいの設計」7月号では
巻頭の「あの建築家ってどんな人?」で黒木実さんにインタビュー。

リクルート「HOUSING」時代の取材以来久しぶりにお目にかかりましたが、
闊達でダンディーな印象は変わりません。
モダンリビングの継承者だからでしょうか、
去年評伝記事を書いた宮脇檀さんを想起しました。

ほかに、
神戸の建築家、前田由利さん設計の山本邸、前述の黒木さん設計のM邸を取材。

由利さんがつくり続ける草屋根の家には、ちょっと注目しています。
これだけの数の「屋根緑化」を一人で手掛けている建築家ってほかにいるかな?
とてもあたたかい木の家で、しかも屋根にのぼるのがほんとに楽しいんです!

高いところでも、足が土と草の感触をとらえれば、意外と安心感があるものです。
それに、不思議なことに、地べたの庭に雑草が生えているとうっとうしいのに、
屋根の上だと、目障りに感じられないんですよね。

これから数と年月を重ねてどうなっていくか、楽しみです。

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Friday, 20 May 2005

2005年4月のお仕事

今年は大型連休で…ということもすでに旧聞だけど
4月から5月の境目がぼやけてしまった(私だけ?)。
なんだかのんびりと、気付けば5月も半ばを過ぎて……。

4月は、正直、成果が少ない月でした。

年初からの花粉症に悩まされたせい…ではなく、単にご注文が少なかっただけ。
それをよいことにカラダもアタマも休めてしまった……。
こういうときこそ、「ご注文」じゃない企画を練らないと、と思いつつ。
小人は閑居して…不善は為さないけど善も為しません。ナマケモノに付ける薬なし。

で、やっと4月世に出た仕事のまとめ。

いつ出たのか正確な日にちは不明(市販誌じゃないので)ですが
三井住友銀行グループ・SMBCコンサルティング発行の「MiT」という情報誌に
“今、「住」ビジネスが熱い”という特集記事を書かせていただきました。

part1はリフォーム、
part2は「安全」「安心」をキーワードに近頃話題の「防犯」「耐震」、
part3は、近年にわかに台頭してきた住宅関連ニュービジネスを取り上げています。

これまでの取材経験が生かせて、しかも俯瞰して考え直しまとめ直す。
とてもいい機会を与えていただきました。

最近は、どうも単発のインタビューや事例取材の仕事に偏りつつあり、
こういう、複数の取材を踏まえたレポートを書く機会が減っています。
やっぱり、新しい企画を立てなければいけないな。

残りはレギュラー。


「日経住宅サーチ」の連載「クリエーターたちの挑戦」では
デザイナーにして和食店や和菓子店のオーナーである緒方慎一郎さんにインタビュー。
「新しい日本の伝統文化を創造したい」と語る緒方さん。

歌舞伎好きの私などは思うのですが、
私たちにとって「日本の伝統文化」はすでにエキゾチズムを含んでいます。
それでいて、郷愁も、確かにある。
新しくて古くて、しかも内奥のナショナリズムもくすぐられる。
「日本文化」がより魅力的に感じられる時代が来つつあるかも…

インタビューの場となった目黒川沿いの和菓子店「HIGASHIYA」では、
「ひと口菓子」を購入しました。
これがまた、美味しいの。
餡も黄粉も苦手というヒコクミンな私にもイケル和菓子でした。

その後、目黒川の桜の季節に再訪したら、やっぱり行列で断念。
いつか夜に訪れて、バータイムの「季節の香り焼酎」を味わいたいです。


このほか、4月には「デザイナーズマンション」2本も担当。
すでにバックナンバーですが。

また、扶桑社「新しい住まいの設計」6月号では
元SPEED STUDIO(今は解散)の西田司さん・保坂猛さん設計の松本邸と
大阪は泉南の建築家、峠一雄さんによる
岸和田だんじり祭りお膝元の久井邸を取材。

この号の表紙にもなった松本邸は、床面積50平方メートルちょい、
大抵のファミリーマンションより小さい、超コンパクトなおうちです。
それを、住人の松本さんがとてもセンスよく住みこなしていて好感が持てました。

久井邸は、一見コワモテの峠さんの、
やさしくて繊細で行き届いた設計が生きた住まいです。


さて、花粉も去ったことだし。これからペースを上げなくちゃ。

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Tuesday, 05 April 2005

2005年3月のお仕事

いつの間にか4月。あやうく請求書を送り損ねるところだった。。。
3月のまとめも、やっぱり遅れてしまいました。

発売は確か8日だったので、ずいぶん前のことのようですが
去年の晩秋からとりかかっていた新しいムックがデビュー。

日経アーキテクチュアdoor 地震に強い家日経BP出版センターこのアイテムの詳細を見る

日経BP社周辺には、一級建築士の資格を持ってるインテリライターがごろごろいるのに、
なぜか無知なわたしが「免震住宅」の特集を担当。
「知らないからこそいい」というのが編集長の考えだったようですが、さて当たったか外れたか。


記事の出来不出来の判断は読者に委ねるとして、
この取材は当代一級の研究者や技術者に、個人教授を受けたようなものでした。
これこそ、ライター業の大きな醍醐味ですね。
この財産をいかに活かしていくべきか。近頃わたしが、大きな課題としていることです。

同時に防犯住宅も出てます。

日経アーキテクチュアdoor 狙われない防犯住宅日経BP出版センターこのアイテムの詳細を見る

どちらも日経BP社ならではの、プロっぽくマニアな本に仕上がってますが、
それだけに、ちょっととっつきにくいところが、なきにしもあらず。。。
部数も多くはないようなので、書店で探すのはけっこう大変かも。
関心のあるかたはぜひアマゾンでご購入ください。m(__)m
以下はレギュラー。

日経住宅サーチの連載「クリエーターたちの挑戦」では、
前からお会いしたいと思っていた、テキスタイルデザイナーの安東陽子さんにインタビュー。
伊東豊雄さんや青木淳さん、隈研吾さん、アトリエワンなど、
錚々たる建築家の信頼を得ている実力派ですが、とても謙虚で可愛い女性でした。

このシリーズも、会いたい人に会える!役得シリーズ。
一期一会で終わらせたくはないのですが。。。
ファミエス東京のメルマガは3月で最終回。
1年て早いですね。
メルマガそのものも、当面発行されないようですが、アーカイヴはHP上に残していただけるそう。

扶桑社「新しい住まいの設計」5月号は、
自然素材&エコな家。彦根明さんとは2度目のお付き合い。
神戸の女性建築家、前田由利さんの草屋根の家も必見です。

この春はことのほか花粉症がきつい。。。
幸か不幸か3月はヒマだったのに、やりたかったこと(ブログ改編とか)も何もできず。
そろそろ立て直しを図らなければ。

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Saturday, 12 March 2005

2005年2月のお仕事

2月。暮れからじたばたしていた成果がひとつ、世に出ました。

日経BP社「日経アーキテクチュア」2月21日号のシリーズ、
「巨匠の残像」の第1回を任せていただきました(重責~(@_@))。
1998年に亡くなられた宮脇檀さんの人物像に迫ろうという記事です。

宮脇さんはもしかすると、安藤忠雄以前には日本一、
(建築ギョーカイと一部のマニアを除く)一般に知られた建築家では。
エッセイストとしても膨大な原稿を残された方で、もちろん私も愛読者です。
ファミエス東京のメルマガのエッセイでも何度かネタ元に使わせていただきました。

建築のプロならざる私がまとめた記事で、
プロ(かセミプロ)の同誌読者の関心に応えられたか、一抹の不安は残りますが、
今まで書いたことのない種類の原稿で、とてもいい経験でした。

また、同じ号では「CLOSE UP住宅」も担当しています。
紹介した「V&V HOUSE」は、
取材を通じて親しくさせていただくようになった私と同い年の建築家、
塚田眞樹子さんが設計した住宅です。
彼女は寡作だけれど、とても才能のある建築家。今後も注目していきたいですね。

以下はレギュラー。

日経住宅サーチの連載「クリエーターたちの挑戦」では、
プロダクト・カラープランナー小倉ひろみさんにインタビュー。
絵画やグラフィックにおける「色彩」と工業製品における「色彩」の扱い方は
まるで違うものなんですね。とてもおもしろい話が伺えました。
知ると、家電や携帯電話を見る目が少し、変わるかも。

また、2月は「TOKYOデザイナーズマンション」も2本、担当しています。

ファミエス東京のメルマガ2月はちょっとネタに苦しみ、「収納」と「家具」を取り上げました。
次回いよいよ最終回。

扶桑社「新しい住まいの設計」4月号では、杉浦宏幸さんの川嶋邸、
大阪の建築家、窪添正昭さんの遠藤邸を取材しています。

1月まで忙しかった余勢を駆って、短い2月はあっという間に過ぎました…。

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Friday, 04 February 2005

2005年1月のお仕事

旧ブログからお仕事記録をお引っ越し。

まずは今年1月に世に出た仕事から…。

まずは、日本経済新聞のウェブサイトNIKKEI NETの年末年始特集より、
「日経住宅サーチ」版住まいづくりの新潮流2005。
この原稿を担当するのも今年で3年目。今回は「マンションも“個性”の時代」と題して
新築マンションにおける「コーポラティブ」、
中古マンションにおける「リノベーション」を掲げ、
2人のキーマンにインタビューしました。

同じく、NIKKEI NET内のウェブマガジンLivingStyleの連載「クリエーターたちの挑戦」では、
インスタレーション作家、作間敏宏さんをフィーチャー。
どことなく縁起の悪い(ご本人弁)作品の多い作間さんですが、コンセプトはとてもユニーク。
作家の言葉を聞いて作品を見ると、理解度がだんぜん深まるはず。
作間さんは、今月始まる愛知博でも大規模な作品を提供なさいます。

これまた連載、ファミエス東京のメルマガはもうすぐ最終回。
1月はお正月らしく「和室」と「住まいと紙」について考えています。

紙媒体の仕事では、扶桑社「新しい住まいの設計」3月号が発売に。
表紙にもなっているアーキテクチャー・ラボのT邸、
前田紀貞さんの木村邸などを担当しました。

それにしても、振り返ってみると紙媒体これだけ?…年末忙しかったのに…。

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